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営農情報

2019.12.13 更新

水稲令和元年産水稲の状況と作柄


1.気象の特徴

  • 4月〜6月中旬は高温・多照傾向で降水量は少なくなりました。
  • 中国地方の梅雨入りは平年より19日遅い6月26日頃で、梅雨明けは平年より4日遅い7月25日頃で、梅雨期間は短くなりました。
  • 梅雨期間は低温傾向で、降水量は平年より多くなりました。
  • 梅雨明け後、7月下旬〜8月上旬までは天候が回復し、気温は高めで推移しました。
  • 8月中旬以降は、降水・曇天日が多く、気温は平年並からやや低めで推移しました。
  • 8月15日〜16日にかけて、台風10号が接近しました。
  • 9月下旬から10月上旬にかけて降水量が少なく、出穂後30日で田の水を落とした圃場では、想定外に乾燥し、手の指が入るくらい土が割れました。
令和元年度の気象(倉敷)

2.生育状況

  • 育苗期間から田植え時期は好天に恵まれ、田植え作業は順調に進みました。苗の生育は一部で伸長が悪いものが見られましたが、概ね順調でした。
  • 梅雨期間の低温・日照不足により、生育がやや緩慢であったことから、草丈は平年並、茎数は平年並からやや少なく推移しています。
  • 出穂期については、早生品種は平年並みでした。中生品種はやや早いものが見られましたが、概ね平年並みとなっています。

3.病害虫発生状況

《いもち病》

梅雨期間は低温多湿で、いもち病の好適条件となり、一部の圃場で葉いもちの発生が見られましたが、梅雨明け後は晴天が続き、気象も上昇したため進展は概ね抑えられました。しかし、9月中旬に降雨と低温の日があり、それ以降、葉いもちの発生がない圃場に穂いもちが発生しました。

《紋枯病》

8月下旬に降雨と曇天で、ジメジメとした日が続いたため、紋枯病が上位葉まで進展しました。

《トビイロウンカ》

トビイロウンカについては、岡山県病害虫防除所より8月21日に1回目の注意報、9月6日に2回目の注意報、9月24日には警報が発令されるなど、多くの圃場で大発生となりました。

《コブノメイガ・カメムシ》

本年は、9月下旬から10月上中旬も高温で推移したため、コブノメイガの食害の葉が多くの圃場で見られました。また、カメムシも収穫間近の圃場で確認されました。

《稲こうじ病》

10月上旬には9月中には発生が見られなかった稲こうじ病が一気に多くの圃場で見られました。今年の高温が影響したとみられます。

4.作柄

  • ヒノヒカリ
     9月上旬〜中旬のイネが受粉し、コメが生長する時期に気温が高温で推移したため、高温障害により白未熟粒が増加してしまいました。
     また、9月下旬の日照不足により、粒が太らずに細いまま収穫期を迎えて整粒不足とも重なり12月2日現在で農産物検査によるヒノヒカリの1等比率が46.0%となっています。(昨年のヒノヒカリ1等比率は88.9%)
  • 晩生品種
     9月下旬からの降水量不足により圃場が乾燥したため、晩生品種の朝日・アケボノで胴割米が見られました。
     イネは地力で作る作物です。しっかり今の時期に土づくりを行い、天候に左右されない米作りを行いましょう。
高温障害:1等米/未熟粒による2等米

営農部 渡邉 雄太
広報誌「なごみ」2019年12月号掲載


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