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2019.11.15 更新

果樹リンゴの植え付け


リンゴは寒冷地に適した果樹ですが、矮性(わいせい)台木の普及によって暖地や狭い場所でもその栽培が出来るようになりました。ただ、矮性台木の場合は植え付け方法が通常の落葉果樹とは異なる点が多いため注意が必要ですので、その点を中心に解説します。

◇植え付け場所の事前確認

果樹では一度植え付けると長年そこで栽培を続けることになります。そのため適地に植え付けることが重要で、事前に十分確認しておく必要があります。重要なのは次の3点です。

  • 日当たりは大丈夫ですか?
  • 水はけは問題ないですか?
    (水はけの悪いところは不適です)
  • 強い風が当たりませんか?
    (必要なら防風ネットを設置しましょう)

◇植え山の準備

植え山の作成自体は他の果樹と大差はありません。ただ、樹が大きくならないのであまり大きく作る必要はありません。

  • 植え付け場所の周辺を掘り返し、必要に応じて完熟堆肥、苦土石灰、熔りん等を混和し、土を寄せて直径1m程度の植え山を作ります。(図1)
図1
  • 必ず土を寄せて山にし、年数が経過しても樹の根元が周りより高く、雨水が外へ流れるようにします。周辺より30cm程度高いくらいで良いでしょう。
  • 未熟堆肥や鶏糞などは、根が傷みやすいので使用しないようにしましょう。

◇矮性台木リンゴ特有の注意点

  • 中間台木下部から地面までの距離が大変重要です。樹勢の弱い「つがる」では15cm、樹勢の強い「ふじ」では25cm、その他の品種では20cmとします。(図2)中間台が土に触れたり埋まったりするのはもってのほかで、矮性台木の効果が無くなりますので注意してください。
図2
  • 矮性台木は根が弱く自分で樹を支えるには不十分なため、支柱は一時的なものではなく永年必要です。高さが2.5mで20年程度は保つものを用意して倒れないようにしましょう。
  • 矮性台木では狭いスペースで栽培でき、樹間の距離は3m×3m程度で良いでしょう。
  • 他家受粉ですので、受粉親和性を考慮して2品種以上を混植します。(2品種だけの場合「ふじ」と「つがる」等が一般的な組み合わせです。)
  • 植え付けたら、高さ50cm以下の部分の横枝は全て基部から切り落とします。50cmから上の部分の横枝は全て基部2〜3cmを残して切りましょう。(図3)
図3

※一本の棒のようにします

◇植え付け後の管理

  • 支柱をしっかり立ててそれに固定しましょう。
  • 植え付けたら、十分灌水して土と根をなじませます。
  • 根が傷まないように、生育期間中は必要に応じて灌水を行うと良いでしょう。
  • 植え付け後も、中間台の下から地面までの距離が変わらないように注意して管理しましょう。

営農部 渡辺 昭彦
広報誌「なごみ」2019年11月号掲載


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