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2019.10.15 更新

園芸ソラマメの栽培管理


●温度条件

発芽適温は20℃前後で、10℃以下又は35℃以上で発芽率が著しく低下します。生育適温の幅は狭く16〜20℃で、特に耐暑性が弱く20℃を越える高温で生育が衰えます。耐寒性も弱く、越冬中はやや強くなりますが、マイナス5℃で枯死することがあり、春先伸長を始めた後は、軽い霜でも害を受けやすくなります。種子は5℃以下では発芽せず、0℃の低温で6時間以上経つと受精能力を失います。

低温により花芽分化し、開花結実に至るので、高温期に播種する場合は、種子の低温処理が必要です。

●播種

播種は、10月中旬頃〜11月中旬に9cmポット又は直播きで1粒ずつ播種し、播種に際しては、へそ(おはぐろ)の部分を斜め下向きに差し込み、種の頭部が見えるくらいに浅播きにします。越冬中に本葉が5〜6枚以上になると寒害を受けやすいので、極端な早播きは控えましょう。(図1、図2)

図1 ポット播き(9cm)/図2 直播き

●圃場の準備

石灰質肥料を施し耕起した後、完熟堆肥及び基肥を施し、湿田では畝を高くして単条畝とします。乾田の場合は2〜3条植えとし、排水溝を深くします。

●施肥

基肥を10a当たり窒素9kg、リン酸10kg、カリ10kg施し、耕運します。追肥は2月中下旬に行い、10a当たり窒素2kg、カリ2kgを施します。

●定植

本葉2〜3枚くらいの時期がよく、播種後2週間程度が目安です。

畝幅120cm、株間40cmの1条植えとします。

※播種床から移植する場合は、掘り上げた苗は、風や直射日光を当てないように注意し、特に根を乾燥させないようにします。

●灌水

定植後から冬期にかけて、土壌水分が少ないと生育が極端に抑えられます。また、乾燥によって分枝数も減少し、整枝時に残す為の枝も少なくなるので乾燥しないように灌水します。

●摘心

本葉5〜6枚確保し、その先を摘心します。(図3)

図3 摘心

●整枝

開花始めの頃、太い枝を1株当たり6〜8本残し、その他の細いものは主茎から切り取り整枝します。(図4)

図4 整枝

●土寄せ・倒伏防止

倒伏防止のため3月中旬に土寄せを行います。4月上旬頃に畝の両側に杭を立てテープ(マイカー線)等を張り倒伏を防止します。

●収穫

収穫は、若どりは避け、莢の縫合線が黒褐色になる頃が収穫適期で、莢も太り、着生角度がやや下に垂れてきたものから、5〜6回に分けて順次収穫します。

●病害虫

主要病害としては、赤色斑点病と茎腐れ病があります。特に赤色斑点病は葉の表裏面に小斑点を生じ、病班は拡大する上に、激しく発病すると早期に落葉し莢にも赤褐色の小斑点を生じます。菌核を生じ分生胞子により飛散し感染します。茎腐れ病は土壌中に菌が残り、伝染源となります。発病すると早期に茎へ症状が現れ、次第に枯れていくため、発病圃場は早めの防除に努めましょう。

害虫としては、アザミウマ類、アブラムシ類、特にアブラムシはウィルス病の原因となるため早期防除に努める必要があります。


営農部 岡 宏和
広報誌「なごみ」2019年10月号掲載


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