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2019.07.12 更新

水稲幼穂形成期以降の管理について


穂肥

現在の主流は省力一発型施肥(以下 一発肥)ですが、昔からの分施(適期に必要量施す方法)で栽培されている方は穂肥の時期を迎えます。(一発肥でも高温で推移した年はコーティング肥料が設計より早く溶け出して早期に切れます。根腐れ・病気以外で下葉から枯れ上がってきたり、葉色がムラになり落ちてきたら肥切れなので穂肥を施しましょう)

穂肥を施肥する時期は2回あり、1回目は幼穂形成期(出穂20〜25日前)に。2回目は1回目から10日後ぐらいに施します。(表1)

表1 穂肥の適期

ちなみに1回目の穂肥には、主に穎花(えいか)の分化促進と退化防止の効果があります。穎花とは将来籾になる部分です。

「穎花が退化し減る」=「一つの穂に着く籾の数が減る」

2回目の穂肥には、主に登熟期の葉色を維持することで、収量・品質を向上させる効果があります。

穂肥時期の注意点として、施肥時期が早すぎると第5節間の伸長時期と重なり、倒伏の危険性が高まります。また、時期が遅くなると玄米のタンパク質含量が増加して食味値が悪くなります。

穂肥の量は窒素換算で10a当たり3kgまでにしましょう。(一発肥の場合は10a当たり1kgまで)

後期除草剤

7月中旬になると、田植え後の初中期除草剤を散布していても、効果が弱まり雑草が生えてくることがあります。いずれの水稲除草剤も、雑草が大きくなりすぎると枯れにくくなるため、早期発見し、雑草の種類に応じた除草剤を散布する必要があります。

除草剤の選択方法については、ヒエが生えた場合はクリンチャー、それ以外の広葉雑草にはバサグラン等がおススメです。(表2)

図1 サーファクタント30
◇展着剤

クリンチャーEWには展着剤を加用して使いましょう。反対にバサグラン液剤やクリンチャーバスME液剤に展着剤を加用するとイネに薬害がでる可能性がありますので注意してください。

除草剤専用の展着剤で、サーファクタント30等があります。サーファクタント30には雑草表面のクチクラ層に傷を付け、除草剤の成分が内部に浸透しやすくする効果があります。(図1)

本田防除

5月にはアブラムシやケムシ等大発生が見受けられましたので、水稲でも害虫の発生が多いと考えられます。そのため出穂期のいもち病防除と合わせて害虫防除もしっかり行いましょう。


営農部 渡邉 雄太
広報誌「なごみ」2019年7月号掲載


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