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2018.08.16 更新

水稲収穫適期と水害後の対応


収穫適期について

収穫適期は、だいたいの目安を出穂後日数と積算温度から判断し、刈り取りは実際に青味籾率を見て判断します。(表1)
※出穂とは、全茎の籾が葉鞘から40〜50%出た時

表1 品種ごとの収穫適期の目安
出穂後日数

出穂期から経過した日数で収穫適期を判断します。

積算温度

出穂期をスタートに、平均温度を足して一定の数値になったら適期です。

青味籾率
図 青味籾率

1つの穂の中で不稔籾を除き、青味が残り完全に黄化していない籾の割合で、10〜20%が目安です。田んぼの中に入り、平均的に育っている株の最も丈の高い穂を選びます。数か所数株で観る方がより確実です。(図)

(注意)

  • 早生品種や秋勝り型の生育をしたり、登熟期が高温だった場合は、葉や穂軸が青味を残したまま成熟期を迎える場合があるので、籾の状態を観察するのが優先です。
  • 刈取りが早すぎると、青米や未熟粒が多くなります。遅れると、茶米や胴割米の発生など、品質低下の原因となります。特にヒノヒカリは刈り遅れに注意が必要です。

水害後の対応

水稲において、冠水害が発生した時の対応を説明します。

  1. 冠水害は葉が少しでも水面上に出ていると被害が軽減されるので、一刻も早く葉が出るように努めます。
  2. 冠水日数と水温、生育時期によって被害の程度が異なります。(表2)集中豪雨後に天候が回復し、冠水したまま晴天、高温になれば被害が大きくなるので、早急に水の移動と排水に努めましょう。
  3. 冠水稲は退水後に体内の水分を失いやすく、急に落水乾燥をさせると危険であるため、葉が水面上に出てからは、できるだけ新しい水に取り替えながら徐々に排水しましょう。ただし、完全落水による土壌の乾燥は避けてください。また、冠水田は畦畔が決壊していて、退水後に湛水不能な場合が多いので注意しましょう。
  4. 冠水稲は根が傷んでいるので、新根の発生を促すため、できるだけ新しい水を入れ替えましょう。新しい水の流動は酸素の供給量を増やすとともに、水温の上昇をおさえます。
表2 滞水期間と被害率

参考文献:岡山県農作物気象災害対策の手引きより抜粋


営農部 渡邉 雄太
広報誌「なごみ」2018年8月号掲載


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