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2018.05.15 更新

水稲昨年の生育結果と除草剤の特徴


●昨年の生育結果

岡山県の29年産水稲の作柄は、田植期以降概ね天候に恵まれたことから、全もみ数が「平年並み」、登熟が「やや良」となり、10a当り収量は544kgで、前年産に比べ11kg増加し、ふるい目幅ベースの作況指数は103(やや良)の発表となりました。

JA岡山西管内においても、概ね同等の作柄となりました。品質については、1等が80.7%、2等が17.1%、3等が1.5%、規格外が0.7%でした。格付け理由として多かったのはカメムシによる被害と充実不足でした。

◎カメムシによる被害

山に近い地域では、カメムシの被害が毎年あります。カメムシはイネが穂を出した後の乳熟期から中のコメが硬くなる間に吸汁し、その部分が黒く変色し被害粒になります。(図1)この時期にうまく防除を行わないとカメムシの被害により等級が下がります。

また、カメムシは畦畔のイネ科雑草の穂に飛来し、その後、田んぼの中に侵入しますので、出穂の14日前までに畦畔の草刈りを終わらせます。それ以降、出穂期頃に草刈りをすると、かえってカメムシを田んぼの中へ追いやることになります。

図1 カメムシによる被害
◎充実不足について
図2 (左)整粒(右)充実不足

充実不足は、出穂後の天気が悪く光合成ができないことや、早期落水により肥料が吸えなかった等によりコメが整粒まで太らない状態や色が悪い状態です。(図2)コメはまず長さが決まり、幅、厚みの順番で成長していくので、長さはあるが太っていないコメができ、充実不足が起こります。

●除草剤の特徴

JAが取り扱っている農薬には、どれも特徴があり、水稲の除草剤も例外ではありません。

例えば、カチボシ剤やシリウスエグザ粒剤。こちらはヒエの発生を長期間抑えることができる除草剤です。

イネキング剤、シロノック剤は、近年問題になっている畦畔侵入性雑草のアシカキやキシュウスズメノヒエに高い効果があります。

ブルゼータ剤は、田植え後5日からしか散布できませんが、他の除草剤と違い、ノビエ3葉期の大きなヒエまで枯らすことができます。

また、効果が安定するのは粒剤ですが、フロアブル剤・ジャンボ剤は散布が簡単にできます。

モゲトン剤にもジャンボ剤(錠剤)があり、今までは粒剤が撒けなかった人でも藻の対策ができるようになりました。

防除剤・除草剤等の使い方については、お近くの資材店等へご相談ください。


営農部 渡邉 雄太
広報誌「なごみ」2018年5月号掲載


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