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2018.02.15 更新

果樹ブルーベリーの栽培


生食や加工で利用できるブルーベリーを栽培してみましょう。今回は暖地に向く系統・品種と栽培の基本を紹介します。

【ブルーベリーとは】

  • アメリカ原産のツツジ科スノキ属の低木性果樹で、20世紀生まれの果樹です。

【ブルーベリーの系統】

温暖地に向くハイブッシュ系の中のサザンハイブッシュ系と、暖地に向くラビットアイ系が岡山県南部に適しています。

【適地の選定】

  1. 気象条件

    年平均気温12〜20℃、最低気温-10℃以上が望ましいです。

  2. 土壌条件

    土壌は有機物を多く含む通気性の良い火山灰土や砂質土が最適です。

    土壌の好適pHは、サザンハイブッシュ系で4.2〜4.8の酸性土壌が良く、ラビットアイ系は土壌適応性がやや広く、pHも4.5〜5.5が良いとされます

【品種の選定】

  • サザンハイブッシュ系の品種(6月中旬〜7月中旬収穫)
    サンシャインブルー、サザンオニール、ミスティー、ケープフェアー等
  • ラビットアイ系の品種(7月中旬〜8月初旬収穫)
    ホームベル、ティフブルー、ウッダート等

【植栽】

  1. 圃場の整備
    • 植穴は、定植1か月前までに準備します。サザンハイブッシュ系で深さ20cm程度、幅50cm程度に掘ります。ラビットアイ系では、40cm程度の深さとします。
    • 植穴には、ピートモス、良く腐熟した堆肥、落ち葉、オガクズ等を混和し埋め戻します。
  2. 植え付け時期
    • 11月〜12月及び3月で、出来れば秋植えが望ましいです。
  3. 栽植密度
    • サザンハイブッシュ系では、株間1.2〜1.5m、畝間2.5〜3mとします。ラビットアイ系では、株間2.5〜3.5m、畝間2〜3mとします。
  4. 植え付け方法
    • 苗木は必ず浅植えとしますが、十分に吸水させたピートモス1〜2リットルで根を包み、植穴へ植えた後、軽く覆土します。定植後は、十分に灌水します。
    • その後、有機物を10cm程度の厚さに敷きつめます。有機物は、オガクズ、落ち葉、稲わら、もみ殻等の出来れば腐熟したものを用います。
  5. 授粉樹の混植
    • サザンハイブッシュ系は自家和合性があり、同一品種でもある程度結実します。ラビットアイ系は、自家不和合性が強いため、数品種を混植します。

【整枝剪定】

  1. 花芽除去と剪定
    • 植え付けてから2〜3年は剪定せず、発芽前にすべての花芽を除去します。
  2. 結果習性
    • ブルーベリーの新梢は、生育の途中で先端が枯死脱落して伸長が止まります。その頂芽とそれに続く数個のえき芽が花芽となります。
  3. 剪定
    1. 時期
      • ブルーベリーの剪定は、2〜3月に行います。
    2. 方法
      • 4年生頃から混み合う枝や内向枝を間引き、強すぎる地際からの発育枝を途中で剪除し、また弱小枝や枯れ枝を抜いて樹全体の日当たりと通風を良好にします。
      • 成木の剪定
        1. 新梢伸長の少ない古い枝を、旺盛に伸長している新梢まで切り返します。
        2. 3〜4年を目安に枝の更新を行います。
        3. 樹幹内の混み合った枝の整理、長すぎる枝の切り返しを行います。(図)
図 ブルーベリーの剪定

【収穫】

  • 果梗の付け根まで完全に青藍色になった果実から収穫します。

【土壌管理】

灌水

  • ブルーベリーは非常に弱く、夏期に乾燥が続けば4日に一度は20〜30mmの灌水を行います。

【施肥】

  1. 施肥量と施用時期
    • 施用量の例としては、年間に有機園芸654の場合、2年目まで1樹当たり100g程度とします。その後サザンハイブッシュ系では徐々に増やし、成木で10a当たり80kg、ラビットアイ系では5年目まで10a当たり16kg、成木で50kg程度を施用します。
    • 基肥は3月上旬の発芽前に年間施用量の70%を施用します。追肥は6月に年間施用量の10%、9月に20%を施用します。

【鳥害対策】

  • 果実の着色前に、10mmメッシュネットを、高さ2〜2.5mの所に棚を作った上から覆って張り、鳥害を防ぎます。

営農部 井内 祥晃
広報誌「なごみ」2018年2月号掲載


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