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2017.10.13 更新

果樹果樹園の土づくり


夏果物の収穫も落ち着き、今年の反省と次年度対策を講じる時期です。本年も、異常高温と局地的豪雨が頻発する過酷な気象環境でした。異常気象の影響を顕著に受ける樹と、比較的安定した生産を保てる樹、その違いは、養水分の吸収と枝葉への供給を担う根の「量」と「状態」にあると言われています。

●土づくりは「根づくり」 〜栄養補給(施肥)とは別もの〜

樹勢回復のために、施した肥料や液肥も、吸収する根が健全でなければ意味がありません。深耕は、根のすみかである土の通気性・保水性など特に物理性を改善することで、細根の発生と伸長を促すことを目的としています。

「深く耕す」ことは、土づくりの第一歩です

●土と根の状態を確認しよう

まずは、スコップを持って樹の周りを軽く掘ってみましょう。土の堅さはどうですか?根はどのあたりまで広がっていますか?色や太さはどうでしょう?

●深耕計画をたてよう 〜方式と年次計画〜

深耕面積は、根域の20%以下とし、一度に多量の根を切らないように数年かけて樹を一巡するような計画を立てます。(図1)

図1 部分深耕の方法例

●深耕の効果をアップさせよう! 〜土壌改良資材の選定と投入〜

深耕によってできた孔隙も、水の浸透や踏圧によりいずれつぶれてしまいますが、土壌改良資材を、掘り上げた土と共に埋め戻すことで、深耕の効果を長持ちさせることができます。

樹皮堆肥など、資材によっては肥料効果を付加できるものもあるので、樹勢の強弱によって投入資材を使い分けるとよいでしょう。(表1・写真)

表1 土壌改良資材例
部分深耕の方法(イメージ)

また、直接土の団粒化を促進したり、土中に灌注することで、根の活性化や発根の促進に繋がるような、機能的に特化した資材も販売されています。

●深耕実施の際の注意点

  1. 地温の高いうちに
    根の切断面から早く再発根できるように
    10月中旬〜11月中旬
  2. 滞水させない
    深耕穴の停滞水に根が浸かっては逆効果
  3. 乾燥させない
    耕した部分は乾きやすくなるので要注意
  4. 太い根(支持根)を切らない。

営農部 蔵本 郁美
広報誌「なごみ」2017年10月号掲載


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