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2017.05.15 更新

園芸大豆の初期管理について


大豆は、初期管理が重要です。初期の生育が悪いとその後の生育にも影響を及ぼします。

(1)ほ場の選定

「日当たりが良い」「腐植に富み透水性・通気性がよい」「リン・カリ・石灰の含有が十分ある」等の条件を満たしたほ場が望ましい。(土壌酸度はpH6.0〜6.5)

(2)排水対策

大豆は発芽〜生育の初期には湿害を受けやすく、湿害により発芽不良や生育の揃いが悪くなることが考えられます。また、播種期が梅雨期にあたるため、適期に播種を行うためにも排水対策は重要です。 排水の悪いほ場では、ほ場の周囲と5〜6m間隔に必ず排水溝を設けましょう。 また、土壌表面に雨水が停滞するようなほ場では、軽く畦を立ててから播種や定植をすると良いでしょう。

(3)耕起(深耕)、整地

  • 出芽の斉一化、除草剤の効果の安定化のために、細かく砕土し、均平にしておきます。下層は粗く、表層は細かくなることが望ましいでしょう。
  • 深耕することで通気性を改善するとともに、有効土層が拡大し、根域が拡大します。

(4)施肥

  • 大豆の窒素吸収が盛んになる時期は開花期からとなりますが、根粒菌が着生するまでの初期生育をよくするために、基肥を施用しましょう。(施肥例参照)
  • 基本的に全量基肥施用とします。
  • 畑転換初年度や堆肥をよく投入したほ場では窒素肥料は施用する必要はありません。
施肥例

(5)種子の準備

着色粒などの不良な種子はあらかじめ取り除いておきましょう。

  • 播穫量
    白大豆5〜6kg/10a、丹波黒(直播き)2〜 2.5kg/10a 、(移植)1.5〜2kg/10a
  • 種子消毒
    紫斑病予防、鳥害防止を目的に行う。
    クルーザーMAXX :乾燥種子1kg当たり8ミリリットルを塗沫、苗立枯病、アブラムシ類、ネキリムシ類、フタスジヒメハムシ、茎疫病他。ハト、キジバト害防止を兼ねる。

(6)播種

播種、定植時期は、早すぎると蔓化し、時期が遅いと収量が低下することがあります。

表

(7)除草対策

播種、移植前に十分砕土しておきましょう。草が生えている場合は、茎葉処理剤を散布し、草を 枯らしておきましょう。直播栽培の場合は、播種直後に土壌処理剤を散布します。

(8)中耕、土寄せ

  1. 直播栽培の場合は本葉3葉期頃(播種後20日前後)に初生葉節まで土寄せします。
  2. 移植、直播栽培ともに本葉5〜7葉期頃(播種後30日前後)に第1本葉節まで土寄せします。

◎種子が少ないときにチャレンジ

=胚軸切断挿し木=摘芯断根挿し木育苗

健康な植物の組織内は、無菌状態にあると言われています。本葉展開〜本葉3枚の時期に胚軸を切断し、挿し木します。この方法で育成した植物は取り込んだ微生物により病害虫に抵抗性を示したり、育成が促進されます。さらに、大豆については1本の苗から2本育成することも可能です。

方法は本葉1〜1.5葉期に胚軸をカットして挿し木します。 さし穂は1時間ほど水につけておきます。

図

※この方法は、さし穂後の気象条件や管理による影響を受けやすいため、技術を要しますのでご注意ください。


営農部 本田 隆志
広報誌「なごみ」2017年5月号掲載


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