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2017.01.13 更新

園芸シキミの切り枝栽培


シキミはシキミ科の常緑広葉樹で、古くから仏花として利用され、安定的な需要があります。適地は西日が当たらない明るい日陰で、有機質に富んだ排水性・保水性のよい土地を好みます。日射しが強く、乾燥しやすい場所では、葉色が悪くなる可能性があります。

作型

作型

育苗

繁殖方法には、実生と挿し木があります。実生の場合は10月によく熟した種を採種し、すぐに播種します。挿し木は6~7月に行います。

定植準備

定植2~3か月前に完熟堆肥を1a当たり300kg程度施用し、深耕しておきます。定植1か月前に基肥として緩効性肥料(サンコーシリカ888等)を1a当たり9kg程度施用します。

定植

3月下旬~4月上旬に定植します。適した苗の大きさは50~60㎝(実生苗は播種から2~3年後、挿し木苗は挿し木から1~2年後)です。

高木仕立ての場合は畝幅120cm、株間90cmの1条植え、低木仕立ての場合は畝幅120cm、株間30~60cmの2条植えとします。

深さ5cm程度の浅植えにします。定植後は活着を促すため、たっぷり灌水します。乾燥を防ぐために、敷きわらを行いましょう。

仕立て方法

高木仕立て

定植後3~5年し、樹高が1.5~2mに伸びた2~3月、強い側枝を3本残して、地上1m前後の部分を台刈りします。残した側枝が1mくらいに伸びたら15㎝程度まで切り詰めて、そこから再び伸びた立ち枝を3本残してこれを切り枝とします。その後も同様に整枝します。枝を下垂させると軟弱で、葉面が表面だけに向き、切り枝として不向きとなります。

低木仕立て

積雪の少ない平坦な圃場では、低木密植栽培も可能です。一株当たりの切り枝本数は少なくなりますが、防除や収穫等の作業が行いやすいという利点もあります。

定植後3~4年し、樹高が1.0~1.5mに伸びた2~3月、強い側枝を3本残して、地上0.3~0.5m前後の部分を台刈りします。その後は高木仕立てと同様の管理を行います。

仕立て方法

施肥

追肥は3月、10月を中心に行います。梅雨期に肥料が効きすぎると軟弱な枝で徒長しやすくなるため、6月の追肥は注意しましょう。

施肥

芽摘み

7月に頂芽が1本だけ伸び、間伸びした枝は生長点から20~30cmのところから摘み取ります。また、10月末頃、遅くに伸びた芽は凍害を受けやすいため、摘み取りましょう。

害虫

発生が多い害虫はシキミグンバイムシとアブラムシ類です。シキミグンバイムシは葉の表が白いかすり状になり、葉の裏が黒く汚れます。アブラムシ類は葉の表に黒いすす状の汚れが付きます。発生に気づいたら早めに防除を行いましょう。


備南広域農業普及指導センター
広報誌「なごみ」2017年1月号掲載


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