JA岡山西

好奇心がエネルギーあなたと私のJA岡山西




営農事業

営農情報

2016.11.15 更新

水稲土づくり肥料について


11月も半ばになり、どこの地区も稲刈り作業が終わり、一段落して新米を味わっていると思います。

来年の稲作は、稲刈り後から始まっています。「急な気象変動に負けない米作りは土から」ということで、今回は土づくり肥料(資材)について説明します。

水稲は肥料三要素である窒素・燐酸・加里の他に、三要素以外の要素も生長に必要です。どの要素も毎年水稲を作付けしていたら徐々に減っていきます。三要素は一発肥料などの基肥で補うことができますが、三要素以外の要素は土づくり肥料で補うしかありませんので、今年使った分は土づくり肥料で補いましょう。

要素の種類と特徴

《ケイ酸》

茎葉の硬化、倒伏や病害虫に対する抵抗性の向上

《石灰(アルカリ分)》

土壌の酸性の矯正、細胞膜の強化、根の成長促進

《苦土》

葉緑素の構成成分、光合成の促進

《リン酸》

分げつ、根の伸長、開花・結実の促進

《マンガン》

酸化還元作用、光合成に関与

《鉄》

葉緑素の形成に関与、水稲根の保護、秋落ち田や老巧化水田の土壌改善

土づくり肥料

商品
【粒状ミネラルG】

稲に必要なミネラル(微量要素)がバランスよく配合され、鉄分を含んでいるケイ酸・石灰資材です。稲ワラの腐熟を促進しますので、収穫後に施用し、耕耘するのがオススメです。

商品
【粒状ケイカル】

ケイ酸の高いケイ酸・石灰資材です。稲ワラの腐熟を促進しますので、収穫後に施用し、耕耘するのがオススメです。

商品
【とれ太郎】

従来の肥料に比べ溶解性が高いので、ケイ酸の吸収される率が高く、施肥量が少なく、省力・低コスト肥料です。

商品
【アヅミン】

腐植酸効果で根の伸長を促し、細根を増やす効果があります。また土壌の保肥力を高め、他の肥料成分の吸収を促進する効果があります。

※粒状ミネラルG、粒状ケイカル、とれ太郎は冬場から田植えの直前まで散布することができます。田植えまでにすき込めば、肥料が土の中にあるので流亡しにくいです。
アヅミンは水に溶けやすいので、田植え前1ヶ月から散布するのが一番効果的です。

使用用途

●低コストで作りたい
  1. とれ太郎
  2. 粒状ケイカル
  3. 粒状ミネラルG
●散布量を減らしたい
  1. とれ太郎
●微量要素をたくさん入れたい
  1. 粒状ミネラルG
  2. とれ太郎
●倒伏や病気に強くしたい
  1. とれ太郎
  2. 粒状ミネラルG・粒状ケイカル
●ワラを腐らしたい
  1. 粒状ケイカル
  2. 粒状ミネラルG
  3. とれ太郎

ワラを腐らし、微量要素も入れたい場合は、粒状ミネラルG

●冬場に散布したい
  1. 粒状ケイカル
  2. 粒状ミネラルG
  3. とれ太郎
●堆肥の代わりに使いたい
  1. アヅミン(アヅミンを40kg施用すれば堆肥1tと同じ効果)

稲ワラを腐熟させたい場合、石灰窒素や豊土サングリーンなどの資材があります。冬場にワラを腐熟させると、翌年にガスが湧くのを抑えたり、除草効果があります。


営農部 渡邉 雄太
広報誌「なごみ」2016年11月号掲載


このページのトップへ

 

HOMEトピックスお知らせ・新着情報イベント・相談会地域の話題事業案内特産品直売所店舗案内レシピ広報誌女性部
JA岡山西について個人情報保護方針情報セキュリティ基本方針金融商品の勧誘方針お問い合わせサイトマップ関連リンク

Copyright (C) 2017 JA-Okayama-Nishi,Allrights Reserved.