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2016.06.15 更新

水稲中後期の除草について


6月も半ばになり、どこの地区でもほぼ田植えが終わり、本格的に本田での管理が始まりました。近年稲こうじ病が発生したり、ウンカの害があったり、いもち病に悩まされたりと毎年異なる病害虫の防除に悩まされますが、毎年変わらないのが雑草の防除です。今回は、田植え後、初期除草剤で取りこぼした雑草や、遅発雑草の除草について説明します。

中後期の除草

田植え後20日を過ぎたら、初期除草剤の効果が薄くなり、雑草が生えだす所がでてきます。雑草は、大きくなり過ぎるとどの除草剤でも効果が劣ることがあるので、早期発見し、その発生した雑草に効く除草剤を散布する必要があります。

除草剤選択のポイント

中後期除草剤には、ノビエ等だけに効く剤と、広葉に効く剤、全般に効く剤があります。雑草の種類をよく確認し、登録のある除草剤を散布しましょう。また、ラベルをよく確認し、その雑草の適用葉齢の範囲内に散布しないと効果がでません。

どの雑草を枯らしたいかを決めて、除草剤を選択しましょう。(表)

●イネ科雑草(図1)

図1 ヒエの葉齢の見方
ノビエ類

効果がある葉齢が除草剤ごとにあるので、大きさを確認して除草剤を使用しましょう。

特にクリンチャーEWはノビエ6葉期まで使用できます。

アゼガヤ

草丈20cmまでに防除しましょう。

クリンチャー剤やサンパンチがお薦めです。

●広葉雑草(図2)

図2 雑草の芽生えによる見分け方
ホタルイ

発生盛期から増殖中期までに散布しましょう。

バサグラン剤がお薦めです。

コナギ

3〜4葉のハート型の葉がでるまでに防除しましょう。

ハート型の葉が出てしまったら2,4-D剤がお薦めです。

オモダカ

発生盛期から発生揃期までに散布しましょう。

バサグラン剤がお薦めです。

液剤を使用する場合、よく濃度を濃くして使用する方がおられますが、決められた濃度で十分雑草にかけて下さい。

水管理について

湛水散布は、除草剤を選ぶより前に、水管理ができてないと除草剤を散布しても効果が発揮されません。

除草剤散布後、成分が水の中へ溶けだし、田んぼの水を介して雑草に吸収されたり土壌の表面に拡がって効果を発揮するので、散布後は止水しましょう。田んぼの外へ成分の流出を防ぐことで除草効果を安定させると同時に、環境への影響を小さくする効果があります。


営農部 渡邉 雄太
広報誌「なごみ」2016年6月号掲載


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