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2016.04.15 更新

園芸お盆小ギクの摘心後管理


小ギクは盆や彼岸などの物日に家庭消費需要が多いため、直売所には欠かせない切り花です。今号ではお盆小ギクの栽培について1月号の続きを紹介します。

【整枝】

摘心後20〜30日で側枝が10cm程度になります。この頃に大きさの揃った側枝を1株あたり3本残し、揃いの悪い側枝は手でかぎ取ります(図)。

図 摘心と整枝3本仕立て

【追肥・土寄せ】

摘心から整枝時の間(5月中旬頃)に1回目の追肥を施します。このときに中耕と除草も兼ねて土寄せをします。土寄せをすることにより、根が切断され、2次根の発生を促して株の老化を防ぎます。

2回目の追肥は約1ヶ月後の草丈が伸長する頃に行い、切り花長を確保します。追肥は2回とも有機園芸887を10平方メートルあたり500〜600g程度施します。窒素過多になると草姿が乱れやすくなるので与えすぎないようにします。

【かん水】

小ギクは比較的乾燥には強いですが、定植後1カ月間程度の初期生育時に乾燥しすぎると生育が停滞しますので適宜かん水をして下さい。

一方、過湿には弱いので、梅雨時期や、台風時に停滞水ができないように明きょをつくり、排水溝に水が逃げるようにしておきましょう。

梅雨明け後は高温乾燥状態が続きますので涼しい早朝にしっかりかん水しましょう。

収穫前は水揚げを良くするためにかん水を控えめにします。

【病害虫防除】

小ギクは病害虫の被害を非常に受けやすい花きです。病気は発病前に、害虫は花や葉への加害前に徹底して予防しましょう。特に発蕾期前後の防除は肝心です。

※収穫前は汚れの少ない農薬を使用しましょう。

・白さび病

キクの代表的な病害で梅雨時に多発し、葉裏に白いイボを生じます。発見したらただちに病葉を折り取って圃場外で処分します。風通し、排水性、日当たりを良くすると発病しにくいです。多湿時には定期的な防除が必要になります。

(主な登録農薬)

トリフミン乳剤、ベンレート水和剤、ポリオキシンAL水溶剤、ストロビーフロアブル 等

写真1
・黒斑病・褐斑病

梅雨時期に多発します。葉に褐色、黒褐色の病斑を生じ、下葉から枯れ始めます(写真1)。病葉は処分し、薬剤散布をします。

(主な登録農薬)

ストロビーフロアブル、ベンレート水和剤、ダコニール1000 等

・アザミウマ類
写真2

花の中や葉の隙間で吸汁します。高温乾燥時に多発し、花を汚したり、新葉を奇形化させます(写真2)。

(主な登録農薬)

ジェイエース水溶剤、マラソン乳剤、スミチオン乳剤 等

・ハダニ類
写真3

葉裏に寄生し、葉表はかすり状になります(写真3)。

(主な登録農薬)

スターマイトフロアブル、マラソン乳剤、ポリオキシンAL水溶剤、粘着くん液剤 等

【収穫】

高温期なので早朝の涼しいときに収穫します。3〜4分咲きが切り前です。収穫後は下葉を落とし、長さを揃えて水揚げをします。


営農部 高本 翔太
広報誌「なごみ」2016年4月号掲載


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