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2016.01.15 更新

園芸お盆の小ギク栽培


1.親株の管理

キクは宿根草なので、開花後の株を切り戻しておくだけでも花は咲きます。しかし、盆出し用に小ギクを栽培する場合は、翌年の4月上旬(切り花の丈を長くしたい場合)〜中旬に定植苗用の挿し芽をします。その時に「挿し穂をとるための株」を親株と呼びます。(図1)

図1 お盆(8月)用小ぎくの作業の流れ

2.良い親株とは

  • お盆に咲く品種
  • 病害や虫害が見られない株
  • 花色、花形、姿の良い株

3.挿し芽までの親株管理

図2
  • 病害虫の防除をします。(白さび病、アブラムシ類、アザミウマ類、ハダニ類等に注意)
  • ビニル等によるトンネル。(挿し穂用の芽を伸ばすため)(図2)
  • 盆出し(8月)以前に切り花する場合は1月〜3月の間トンネルをして保温します。(トンネルを二重にすると保温効果が高まります)
  • 2月下旬以降は、天気の良い日の日中は図2のようにトンネル内が高温にならないように換気します。
  • 定植に必要な苗数(挿し穂)を確保できるように定植時期から換算して概ね40日前に親株の生長点を摘心(ピンチ)します。

4.定植準備

  • 植え付け場所へ定植一ヶ月前に堆肥30kg/10平方メートル程度を施し、苦土石灰などで弱酸性に調整します。定植二週間程度前に園芸887等を基肥で1.2kg/10平方メートル施して耕しておきます。
  • うね幅120cmの畝を立てます。排水が悪いほ場は高畝とします。
  • 定植2〜3日前に十分かん水しておきます。

5.挿し芽(図3)

図3
  • 肥料分が無く水はけ、水持ちのよい挿し芽専用培土(鹿沼土等)と育苗箱を準備します。
  • 挿し穂は、定植に必要な本数の2〜3割多めに用意します。
  • 天気のよい日に若い穂を取ります。
    ※挿し穂は手で簡単に折れ、茎の中心まで若々しい緑色をしたものを選びます。
  • 挿し穂は本葉2〜3枚、長さ5〜6cmに調整し、発根剤を処理して挿し芽します。
  • 挿し芽は5cm×5cm間隔で深さ2cm程度に挿します。
  • 挿し終わったら、たっぷりかん水して、培土と挿し穂が密着するようにします。
  • かん水後、育苗箱を1時間程度斜めにして排水します。
  • 挿し芽後は乾かないようにビニルで密閉し、黒色の寒冷紗で覆います。
  • 挿し床(地温)が18℃程度になるよう電熱線などで管理します。トンネル内は25℃以上にならないように注意します。
  • 挿し芽後のかん水は、萎れない程度にし、やりすぎないように注意します。病気や腐敗が多くなるので発根まではかん水を控えます。萎れる場合は、噴霧器などで葉水をします。
  • 挿し芽10日程度後に生長点が伸び、葉が立って来たら発根が始まっていますので、発根を確認したら外気や直射日光に徐々にあてて慣らします。床土が乾いている場合はかん水をします。

6.定植

  • 条間40cm 株間12cmの2条植えにします。
  • 定植前にフラワーネットを張っておきネットに合わせて定植します。
    ※挿し芽後15日程度が定植の目安です。
  • 定植後に十分かん水し、敷きわらなどで乾燥と雑草を防止します。

7.摘心

  • 1株当たりの切り花本数を増やすために、摘心をして側枝を立たせます。(3〜5本/株)
  • 定植後10日前後して苗が活着したら、4〜5節残して先を軽く摘み取ります。

備南広域農業普及指導センター
広報誌「なごみ」2016年1月号掲載


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