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2016.01.15 更新

園芸堆肥の作り方


水稲栽培が機械化され、また家畜の飼育が激減したことから、農家においては堆肥作りはほとんどなされていない状況です。

しかしながら作物を栽培する場合は、土の物理性や化学性の改善を図る一つの方法として、堆肥を施用することが励行されています。

一般的に堆肥を施用する場合は、1年間に消耗される土壌有機物の量から換算して10平方メートル当たり20kg程度といわれています。

市販されている牛糞堆肥や木くずを堆肥化したバーク堆肥等施用しても良いのですが、栽培面積が少ない場合では、身近にある有機物を利用した堆肥作りをしてみてはいかがですか。

1.落ち葉、稲わら等を利用する方法

材料としては落ち葉、わら、イネ科雑草(種子が付いていないもの)などの有機物に窒素源として、材料1kgに対して米ぬか200g、鶏糞50g、硫安20gなどを加えます。

作り方の手順としては、木枠内に落ち葉などの有機物を約20cm程度に積み重ね、その上に窒素源となる米ぬか、鶏糞等をふり、水をかけながら水分量が60%(材料を固く握りしめたときに軽く水気を感じるくらい)になるように踏み込みます。

これを繰り返し、80〜100cmの高さにします。そしてビニールなどで覆いをし、雨水の浸入を防ぎます。こうしておくと発酵が始まり温度が上がってきますので、2〜3週間後に切り返しを行います。このときの発酵状況により再度窒素や水の補給を行います。この作業を熱が出ないようになるまで3〜4回繰り返しますと、3〜4か月で良質な堆肥ができあがります。(図1)

図1 堆肥のつくり方

2.籾殻を利用する方法

籾殻1kg当たり米ぬかを100g、硫安30gの割合で、スコップでよく混ぜ堆肥枠の中に水を入れながら詰めていきます。このとき散水ムラができないように注意します。下から水が出るようになるとやめ、上にビニールシートをかけます。1週間ほどたつと発酵し熱が出てきますので、以降は落ち葉等で堆肥を作る場合と同じ管理をします。

3.生ゴミを利用する方法

家庭から毎日出る調理くずや残飯、お茶がらなどからも堆肥を作ることができます。この方法では、悪臭やハエが発生することがありますので、生ゴミ処理容器(コンポスター)を利用して下さい。

まず、日当たりの良い場所に生ゴミ処理容器を深さ10cmくらいに埋めます。その中に台所から出る生ゴミを入れますが、生ゴミは65〜85%の水分を持っていますので良く水を切って入れてください。生ゴミが20cmぐらいの厚さになると乾いた土を5cm程度、場合によっては落ち葉など乾いた材料を入れます。また、時々発酵促進脱臭剤「コンポスト」や「EMぼかし」を入れ、これを繰り返します。また時々スコップでかき混ぜ発酵を促進してやります。

そして生ゴミがいっぱいになったら容器を引き上げ、崩してから堆肥として使用して下さい。このとき腐熟が十分でない場合はよく混ぜて再度発酵、腐熟させて下さい。(図2)

図2 生ゴミ処理容器を使用する場合(三甲株式会社のホームページより)

営農部 橋本 忠幸
広報誌「なごみ」2016年1月号掲載


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