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2015.12.15 更新

果樹ブドウとモモの栽培推進と植え付け方法


当JA管内ではいろいろな果樹が栽培可能ですが、土壌や気候が適すると共に収益性が高い品目がブドウとモモです。ぜひともこれから生産を増やしていきたいものです。ただし、果樹では一度植え付けると後では修正が困難ですので適正に植え付けることが重要です。

◎はじめに

果樹では植え付け前の準備と検討が重要です。

○土地の適性を確認し、必要なら事前に土地改良を行っておく。

日当たり、排水などの条件を良く吟味し、できるだけ良好な土地に植え付けましょう。また必要があれば土壌改良や暗渠の設置、地形改造なども行っておきたいものです。一度植えてしまうと後から対策を行うのは難しくなります。

○適正な品種を選ぶ

自分の栽培技術や栽培条件とともに、その地域の生産組織の販売方針などを検討して決めると良いでしょう。ブドウではピオーネ、モモでは白鳳や清水白桃が基幹の品種になります。

○栽培面積は10a(1反)以上を基準に

面積が少な過ぎるとまとまった荷が出来ないので出荷・販売が難しくなります。また、使用する農薬で端数が多くなり、適切な病害虫防除を行うことが相当に困難になることになります。栽培に当たってはおおむね10a(1反)以上の栽培が望ましいと考えられます。

写真

◎苗木の植え付けの進め方

手順と量に注意して確実に行ってください。

  1. 植え山の準備
    • 1ヶ月前を目処に植え付け予定地を掘り返して土を寄せる(直径2m程度)。
    • 必要に応じて、完熟堆肥、石灰、ようりん等を混和する。

    ※山を新規開園したなど腐食が極端に少なく酸性の強い園では、堆肥やようりん・マグカル等のまとまった量の投入が必要ですが、既耕地(畑や水田)では多投入による弊害が多くみられます。

    ※裁植密度はブドウやモモでは、10a(1反)あたり10〜12本(1樹あたり80〜100平方メートル)が標準となります。狭いと作りにくいばかりでなく、食味を中心とした果実品質が下がってきます。

  2. 植え付け時期
    秋植え:12月中旬頃、もしくは春植え:2月下〜3月下旬頃(発芽前)とします。
    ※厳冬期に植え付けると、かん水した水が凍って根と土の隙間ができるので好ましくありません。
    ※購入した苗を春植えの時期まで保管する場合には、砂やマサ土に先端を残して浅く埋めておく(仮植え)と良いです。
  3. 植え付け時の注意点
    • 苗木の根は徒長的な根や先端の傷んだ所で切り戻して植える。
    • ごく浅植えにし、倒れないように、支柱をたてて誘引する。
    • 3から5芽程度残して切り返す。
    • 植え付け後に十分かん水し、根と土の隙間をなくす。
ブドウの植え付け(モモでは棚はありませんがあとは同じです)

◎ありがちな失敗例

こんな所に気をつけよう!

  • 植栽間隔が狭い
    植え付け当初は樹が小さく、間が非常に広く見えるのでつい密植になりがちです。狭過ぎると、その後の栽培管理が難しくなるだけで無く、果実の品質が上がりにくくなります。
  • 深植え
    大切にし過ぎて深植えになることが多いようです。支柱が無ければ倒れるくらい(根の上面は見えるくらいで良い)とします。
  • 肥料や堆肥を入れ過ぎる
    苗を早く大きくしたくて、つい植山に堆肥や肥料をたくさん入れたり、成育中に肥料を振ったりしがちです。しかし、苗はゆっくり堅く育てたい(多肥でメタボに育ったのでは将来の良い結果は期待できません)ので施肥過多は禁物です。
  • 不良品種や必要で無い品種を植えてしまう
    話題だけで良く判らない品種を植えて後で後悔という例を多く見かけます。果樹では一度植え付けるとすぐには変えられないので、事前に良く検討しておくことが重要です。

営農部 渡辺 昭彦
広報誌「なごみ」2015年12月号掲載


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