JA岡山西

好奇心がエネルギーあなたと私のJA岡山西




営農事業

営農情報

2015.12.15 更新

水稲27年産水稲の作柄と次年度の対策


1.気象の特徴

27年の稲作期間の気象は次のような特徴がありました。

  1. 5月は気温が高く、特に下旬は30度を超える高温が続きました。
  2. 梅雨入りは6月3日(平年より4日早い)、梅雨明けは7月20日(1日早い)でした。
  3. 6月〜7月上旬までは気温は低めで推移し、断続的な降雨が続き、特に7月上旬は平年の半分の日照時間でした。中旬は台風11号の影響で大雨となりました。
  4. 8月上旬は高温でしたが、中旬以降は台風の影響などで雨が続き9月下旬まで低温、日照不足傾向でした。
  5. 10月になっても気温は低く推移し、降水量は平年の3割程度でした。
平成27年稲作期間中の気象(アメダス地点:倉敷)

2.水稲の生育概況

  1. 5月の気温が高かったため、水不足や育苗シートのかけすぎで、苗ヤケが多く見られました。
  2. 田植え後の生育は曇雨天の影響で活着が遅れ、分げつが緩慢でした。中干しが十分でない圃場もありました。
  3. 田植えの早晩により生育差があり、草丈、茎数の差が見られました。葉色は全般に濃く推移しました。
  4. 出穂期は、早生品種は平年並み、中生・晩生品種は3〜5日程度遅れました。
  5. 成熟期は早生品種では周期的な降雨があり収穫作業は遅れました。中生・晩生品種では登熟期間中の低温により大幅に遅れ、また青味籾が多く高水分のため収穫は平年に比べて10日程度遅れました。
  6. 病害虫では8月末にコブノメイガ被害が発生し、紋枯病も目立ちました。8月中旬〜9月上旬に台風の襲来や度々降雨があったため、白葉枯病、稲こうじ病、穂いもちの発生が見られました。
  7. 収量は、早生品種はやや少なく、中生・晩生品種は平年並みからやや少ないようです。農政局公表10月15日現在の県南部の作況指数は98です。
  8. 品質は概ね良好ですが、アケボノ、にこまるは青未熟粒による品質低下が見られます。

3.次年度に向けて

稲こうじ病の罹病穂
◎稲こうじ病対策

稲こうじ病の発生が多かった圃場は厚膜胞子が落下し翌年の発生源となります。また窒素肥料の多肥と穂ばらみ期の多雨低温は発生を助長します。防除適期はいもち病と異なるので、発生が懸念される場合は登録農薬を出穂2〜3週間前に散布しましょう。


備南広域農業普及指導センター
広報誌「なごみ」2015年12月号掲載


このページのトップへ

 

HOMEトピックスお知らせ・新着情報イベント・相談会地域の話題事業案内特産品直売所店舗案内レシピ広報誌女性部
JA岡山西について個人情報保護方針情報セキュリティ基本方針金融商品の勧誘方針お問い合わせサイトマップ関連リンク

Copyright (C) 2017 JA-Okayama-Nishi,Allrights Reserved.