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営農事業

営農情報

2015.11.16 更新

園芸1〜3月の菜園管理


●タマネギの越冬管理

〈水管理〉

冬季の過湿、過乾燥は春先の抽苔の原因になります。晴れの日が続き、土壌が乾くようなら暖かい日の午前中にかん水をしましょう。ただし、過湿にならないように気をつけてください。

〈追肥〉

冬のあいだは地上部の生育はほとんど見られませんが、根は生育を行っています。この時期に肥料が切れるとトウ立ちの原因になったり、根張り不足、春先の球肥大の不足を招きます。ただし、タマネギは窒素が遅くまで効くと病気がでやすくなったり貯蔵中に腐敗を生じる原因となります。したがって追肥は適期に行うことが重要で、とくに最終追肥の時期には気をつけてください。一発肥料を元肥で施用している場合は追肥を行う必要はありません。

◆施肥量の目安…それぞれNK2号を10平方メートルあたり400〜500g施します。

  • 1回目の追肥(越冬肥) 1月上中旬に行います。目的は抽苔防止と根の伸長の促進です。
  • 2回目の追肥(止め肥) 早生品種では2月中旬、中晩生(貯蔵品種)では3月上旬に行います。目的は春先の生育促進です。
〈病害防除〉

2月下旬〜3月にかけて圃場をよく観察してべと病の越冬感染株があれば二次伝染の防止のため、胞子を飛ばさないように丁寧に抜き取って圃場外で処分してください。その後、リドミルゴールドMZなどの登録農薬で防除します。

べと病 末期症状/べと病 初期症状/べと病 越冬感染株

●冬季の要注意害虫

ハクサイダニ

〈発生のようす〉

去年は11月末頃からアブラナ科野菜やホウレンソウ、レタス、ネギなどを中心に発生しはじめ、12月から多く見られるようになり、今年の3月頃まで被害が見られました。近年発生が多い傾向にあり、今年度も被害がでる可能性はありますので注意が必要です。

〈ダニの特性〉
  • 雌成虫は体長0.7mmでハダニ類よりやや大きく、肉眼で十分発見できます。
  • 胴体部は黒色で暗赤紫色の4対の脚を持ち、移動速度が速いです。
  • 加害されるとその部位は凍害のような銀色になります。
  • 芯葉が加害されると芯葉が委縮し、伸長しません。加害が続くと枯死する場合もあります。
  • レタスやハクサイでは結球部に侵入されるので、商品価値が下がります。
  • 夏は休眠卵で過ごし、晩秋に幼虫が出現し、2〜3月の低温期に活動します。成虫は5月上旬頃まで活動し、休眠卵で越夏します。
ハクサイダニの加害痕の変色/ハクサイダニ
〈防除方法〉

本種に登録のある農薬はわずかなので主に耕種・物理的に防除をします。

●耕種・物理的防除

  • 圃場をよく観察し、早期発見して葉や株ごと虫を除去し、被害の拡大を防ぎましょう。
  • 雑草や収穫後の残さにも生息し、特に残さは卵が多く産み付けられるため、残さを確実に処分することや圃場周辺の除草を徹底します。
  • 被害の多かった圃場は、夏期にビニール被覆による蒸し込みで卵を駆除するとよいでしょう。
ハクサイダニ登録農薬(平成27年11月)

営農部 高本 翔太
広報誌「なごみ」2015年11月号掲載


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