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2015.09.15 更新

園芸ホウレンソウ


ホウレンソウは、秋から春先にかけてよく食べられる黄緑色野菜の一つで、特に正月の雑煮には欠かせないものです。

ホウレンソウの品種には、日本種と西洋種がありますが、現在は次郎丸など一部の日本種の品種を除き、ほとんどの品種は日本種と西洋種の交配種になっています。

1 特性

土質への適応性は広いですが、酸性に対しては弱く、Phは6.5〜7.0が適しています。また、直根性で過乾、過湿には弱いです。

発芽・生育適温は、ともに15〜20℃であり、冷涼な気候を好み、耐寒性は強いですが、暑さには弱い作物です。

2 作型

作型としては、秋まき、冬まき、春まきがあります。正月用のホウレンソウのは種は、地域・年によっても異なりますが、10月の上旬から中旬までが適しています。

作型表

3 圃場の準備

耕土が深く膨軟で、排水・保水性の良い土地に、は種2週間以上前に、10平方メートル当たり、堆肥20kg、石灰質肥料1.5kgを全面に散布し、よく耕転をします。1週間前に元肥として化成肥料を2kg施用し、120cm又は90cmの畝を立てます。

4 は種

条間を15cmとして、深さ1.5〜2cm程度のまき溝を作り、底をできるだけ平らにならします。種子の間隔を1〜2cm程度となるようには種し、約1cm程度覆土し、軽く土を押さえ、しっかり潅水をした後、乾燥防止のため切りわらや不織布などで覆いをします。

5 間引き・追肥

1回目の間引きは本葉1〜2枚の時、株間3cm程度になるよう行います。2回目は本葉3〜4枚の時、株間5〜7cm程度にします。(図1)密植にしますと生育は早くなりますが、貧弱な株になり、品質が悪くなります。

追肥は2回目の間引き後、速効性の化成肥料を10平方メートル当たり、150g程度を条間に施用します。

図1

6 葉の黄化症状

大雨等により畝間に水がたまりやすい排水の悪い圃場では、よく下葉から黄化し始めます。これは過湿による根傷みによるものです。黄化症状が見え始めたら、中耕をし、表面を乾かし、根に酸素がはいるようにします。そして葉面散布剤を散布し、株の回復を図ります。元気になれば、液肥か速効性の肥料を施用します。

7 病害虫防除

害虫はアブラムシ、ヨトウムシ類、ハクサイダニ等に注意し、発生を確認したら早期に防除をします。

病気では多湿で通風が悪いところではベト病が発生しやすいので、本葉4〜5枚頃から定期的に防除をします。なお、毎年ベト病が発生するところでは耐病性の品種を使用することも対策の一つとなります。

なお、農薬散布前には必ず、ラベルで確認して下さい。

表 主な防除薬の一覧表

8 防寒対策

寒くなると不織布、ビニール等で防寒をし、生育の促進を図るとともに品質の低下を防ぎます。この場合ビニールのトンネル内が高温・過湿にならないように注意します。(図2)

図2

9 収穫

草丈が20cm以上になると、順次収穫をします。なお、春先に収穫する作型ではトウ立ちする前に早めに収穫するよう心がけます。

営農部 橋本 忠幸
広報誌「なごみ」2015年9月号掲載


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