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2015.05.15 更新

水稲田植え前作業から田植え初期の作業について


5月になり、田植えの準備作業も始まっているところが多いかと思います。今回は田植え前後の作業について説明します。

●代かき

砂質土壌では田植えの1日〜3日前に、粘質土壌では3日〜5日前に行うのが望ましいです。漏水の恐れがある圃場ではより丁寧に行いましょう。逆に、粘質土壌における過度の代かきは、酸欠を起こす可能性があり、根腐れの原因になってしまいますので注意が必要です。

●田植え

田植えの前には、いもち病や害虫の防除で殺虫殺菌剤の箱処理剤を散布しましょう。(商品により、播種同時や田植え数日前に散布する物もある)

本年度の水稲の栽培ごよみに採用した箱処理剤も含めて表1を参考に使用してください。

植え付け本数は3〜4本で、植え付け深さは2〜3cmが望ましいです。浅植えの場合は、苗が水の流れで土からでて、浮苗になってしまいます。深植えの場合は、活着や分げつが遅れたり、二段根になったりして生育が遅れます。

また、田植えと同時に肥料を散布する時に側条施肥機のメモリの調整忘れに注意が必要です。機械の目盛が撒く肥料に適した目盛と違っていたら、肥料が足りなくなったり、余ったりしてしまいます。また、繰り出し口が詰まっていることもあるので、肥料が落ちているか確認しましょう。

●除草剤

田植えをした後、または田植えと同時に除草剤を散布します。

除草剤には「粒剤」「フロアブル剤」「ジャンボ剤」の3種類あり、圃場に合わせた剤の選択が大事です。

・粒剤

フロアブル剤やパック剤の条件に合わない凸凹した田面や、水持ちの悪い圃場でも効果を発揮します。(水が無くなった場合は、静かに追水が必要)

表1

・ジャンボ剤

田植えした後に畦畔より田んぼの中へ投げ入れる除草剤です。田んぼの中へ入らなくていいので作業が楽です。浅水では拡散を妨げる恐れがあるので、処理時は5〜7cmのやや深めの湛水深の確保が必要です。また、田面が凸凹していたり、水持ちの悪く、藻類・表層剥離・浮き藁が多い圃場で使うと、拡散性が阻害され、効果の低下や、薬剤の濃度が高くなり、坪枯れのようになってしまいます。

・フロアブル剤

畦畔からの手振り散布で全面に有効成分が拡散します。こちらもジャンボ剤と同じで浅水では拡散を妨げる恐れがあるので、処理時は3〜5cmの通常の湛水深の確保が必要です。

除草剤の効果を最大限に活かそうとしたら、水管理が重要になります。除草剤により水管理が変わってきますので、注意が必要です。

水稲除草剤をJA岡山西で予約注文された方には水深ゲージをお配りしていますので、水深ゲージを活用し、雑草対策を行って下さい。

●生育不良(ガス)

イラスト

田植え後生育が思わしくないとき(大きくならない、色が薄い)は、まず株の周囲を歩き、ガスが発生していないか確認しましょう。次に株を抜いてみて、根を観察し黒っぽかったらガス等による根腐れが原因です。健全な根は白く、十分な大きさでバランスよく伸びています。根腐れしていたら、田面を軽く干して根に新鮮な空気がいくようにしましょう。

様子を確かめずに追肥をすると、思うような効果がでなかったり、逆に肥効が出すぎてしまうことがあるので注意が必要です。


営農部 守屋 雄太
広報誌「なごみ」2015年5月号掲載


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