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2015.04.15 更新

果樹イチジク栽培


栽培が比較的容易なイチジクを栽培してみましょう。

イチジクは植え付けから2年目程で収穫が出来、年に1回限りでなく数ヶ月に亘って長く収穫出来ます。また、鉢栽培でも充分栽培が可能で家庭果樹として取り組み易い果樹の一つです。

〈適地〉

暖地(年平均気温15℃前後、1月の平均気温3℃以上)で、排水が良く、日当たりと風通しが良い場所が適しています。

〈品種〉

収穫時期や特性から好みのものを選びましょう。

(1)収穫時期の違い
  1. 夏果専用品種(6月頃からの収穫となります。)
    ザ・キング
  2. 夏果秋果兼用品種(6月頃からと8月からの収穫となります。)
    桝井ドーフィン、ホワイト・ゼノア
  3. 秋果専用品種(8月頃からの収穫となります。)
    蓬莱柿(早生日本種)、ビオレ・ソリエス
(2)品種特性の違い
  1. 果実が大きい品種
    桝井ドーフィン
  2. 収量が多い品種
    ザ・キング、蓬莱柿(早生日本種)、ビオレ・ソリエス、桝井ドーフィン、ホワイト・ゼノア
  3. 甘味が強い品種
    ザ・キング

〈栽培方法〉

(1)結果習性

イチジクは植えてから2年程で果実がなります。新梢は殆んど結果枝(果実を付ける枝)になります。

(2)仕立て方
  1. 開心自然形整枝(一般品種)
    植付け時地際から30cm位で残す芽の上の節で切ります。
    次に、5月に3枝を残し、1年目の冬に残した3枝を20〜30cmのところで外芽または横芽のところで切ります。
    2年目の冬に、夏果専用品種と夏果秋果兼用品種では混み合った枝は元から間引き、長く伸びた枝は切り詰めます。秋果専用品種では長い枝は1〜2芽残して切り、混み合った枝は元から間引きます。
    鉢植え栽培では、結果枝が10本位になれば樹形は完成です。それ以降は、結果枝の枝元に1〜2芽残して切る剪定をします。枝が混み合ったら、つけねから切り間引きます。(図1)
  2. 図1 開心自然形整枝(成木完成図)
  3. 一文字整枝(桝井ドーフィン)
    植付け時地際から20〜30cmのところで残す芽の上の節で切ります。
    5月に2枝だけ主枝として残します。
    2年目の冬に、一文字になるように各主枝を左右に水平に誘引します。
    2年目の6月以降、新梢を結果枝として30〜40cm間隔で上へ誘引し、間の枝は間引きます。結実し伸びた枝は冬に1芽残して切ります。(図2)
図2 一文字整枝
(3)植栽

11〜12月及び3〜4月に、古い根は整理し、枝を切戻して植付けます。

鉢植え用の用土は、市販の培養土7:赤玉土2:川砂1+苦土石灰1握りで配合した用土を用います。植栽後は一度十分にかん水します。また、土壌の乾燥防止のため5月に敷きワラを厚めにします。

(4)施肥
  1. 元肥
    苗の植え付け時及び活動を始める前に施用します。
    毎年1月に、有機園芸654を10平方メートルあたり1.5kg施用します。
  2. 追肥
    収穫前の果実の成長を促進するために施用します。
    6月に、有機園芸654を10平方メートルあたり0.4kg施用します。ただし、弱った樹には施用しません。
  3. 礼肥
    収穫後の9月中旬〜10月に施用し、収穫で弱った樹の回復のため施用します。
    有機園芸654を10平方メートルあたり0.5kg施用します。
(5)かん水

イチジクは水分を非常に必要とします。特に鉢栽培では生育期は朝・晩たっぷりとかん水しましょう。

(6)鉢栽培での置き場所

日光は十分に当てますが、真夏は日射が強すぎるので、西日が早く陰る場所が良く、乾燥しにくい半日陰が良いでしょう。

(7)収穫

イチジクは着果してから約80日で成熟します。成熟期になると急激に太り始め、数日後には果実が色つき始め、軟らかくなったら収穫します。また、果実が肥大するにつれて糖度が増えます。

収穫は果実の果梗に近い部分を軽く指でつまんで持ち上げるようにして枝から外します。

イチジクの果実はすぐに熟してしまうので、収穫時期を過ぎると味、品質、食味が低下します。熟し過ぎた場合はジャムなどに使いましょう。

(8)剪定
  1. 夏果専用品種
    前年枝の先端を切戻すと、夏果になるはずの花芽を切除することになります。内向枝や、弱い枝をつけねから切り、日当たりを良くするように間引きましょう。適期は6月上旬です。
  2. 秋果専用品種
    落葉期の2〜3月に、長く伸びた前年枝を2〜3芽残して切戻します。5月頃には新しく枝が伸びるので、勢いの良い枝を選んで残し、垂直に誘引します。以降毎年同様に剪定します。
(9)鉢植えの植え替え

鉢植えでは3年に1回程度、3月上・中旬により大きな鉢に植え替えましょう。

営農部 井内 祥晃
広報誌「なごみ」2015年4月号掲載


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