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2015.03.16 更新

園芸クワイの作り方


〈クワイの特徴〉

クワイはオモダカ科で多年生の水生植物です。レンコンと同じで水田で作る野菜ということになります。

品種は青クワイ、白クワイ、吹田クワイがあり、日本では青クワイの栽培が主となっています。

〈作型〉

4月下旬頃から植え付けできます。今号では6月中旬〜7月上旬に植え付けして12月に収穫する作型について説明します。(図1)

図1 クワイの栽培暦例

〈水田の準備・土づくり・元肥〉

日当たりが良く栽培全期間にわたり用水を確保できる水田を選びます。赤枯れ病の発生圃場でなければ連作可能です。植付け25〜30日前に10平方メートルあたり完熟堆肥20kg、石灰窒素400gを全面散布しよく耕します。植付け2週間前に元肥として『IB1号』などの緩効性肥料1kgを散布し、水田に水を入れて代かきをします。なお、連作地であれば前年の肥料の残効があるので元肥は施用しないのが一般的です。代かきをした後、水を浅く張り、地温を高めます。

〈植え付け〉

図2 植え付けの深さ

6月中旬〜7月上旬に植え付けします。種球は傷ついたり、病気にかかったりしていないイモを選びましょう。1球10g程度のものを10平方メートルあたり50球準備します。植え付けは条間60〜80cm、株間約30cmで種球を深さ5cmになるよう植え付けます。(図2)

〈水管理〉

栽培期間中は水を切らさないように管理することが重要です。植え付けから2週間は地温・水温を保つため、水深3〜5cm程度の浅水管理をします。その後は水深6〜7cmに保ち、台風時には特に深水として株のゆれを防ぎます。

〈追肥〉

追肥は7月下旬、8月下旬の2回に分けて行います。施肥量はそれぞれ10平方メートルあたり『尿素硫加燐安48号』を1kg程度施します。

〈葉かぎ〉

放任しておくと葉数が増えすぎ、ほふく茎の発生が悪くなるので常に6〜8枚を残してほかはかき取ります。

〈根まわし〉

塊茎の肥大、そろいをよくする場合には、9月上旬に株元から半径30cmのところを15cmの深さに鎌などで土中を切り回して、早くでた余分なほふく茎を切断します。(図3、4)

図3 根まわし・株元からの距離
図4 根まわしの深さ

〈茎刈り〉

収穫の20日前に地上部を刈り取り、株元を踏み込んで土の中に埋めて深水にしておきます。これにより渋皮がとれて塊茎の色が鮮やかになります。(図5)

図5 茎刈り

〈収穫〉

11月〜12月に塊茎が十分肥大したら水田の水を落とし、土を掘り返すように塊茎を探して芽を傷つけないよう収穫します。

営農部 髙本 翔太
広報誌「なごみ」2015年3月号掲載


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