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営農情報

2015.02.16 更新

園芸越冬野菜の栽培管理


1.露地イチゴ

●追肥

暖かくなりだした2月中旬に、枯れ葉、わき芽や開花している花、つぼみを取り除き、最後の追肥として10平方メートル当たり、いちごアニマル300gを施用します。

●マルチング

追肥後、十分潅水を行います。その後、黒色のポリでマルチングをし、雑草の発生をおさえるとともに、果実に土がつくのを防止します。

●病害虫防除

3月中旬頃からアブラムシ、4月下旬頃からハダニの発生が多くなりますので早めに防除をして下さい。また、4月下旬からは灰色カビ病の発生が多くなります。この病気は農薬だけでは防除しきれませんので、罹病果は見つかり次第早めに取り、圃場外で処分して下さい。

2.春キャベツ

●追肥

生育が急速に進みだす2月下旬頃から速効性の化成肥料を10平方メートル当り500g程度を1〜2回に分けて施用します。ただし施肥量が多いと球の腐敗や裂球等の原因となります。

●潅水

結球開始以降、乾燥が続く場合は定期的に潅水をして下さい。

3.エンドウ(莢、実)

●側枝の摘除

3月中旬頃までに発生する側枝は伸ばしますが、それ以降に発生する側枝は早めに摘除し、過繁茂になるのを防ぎます。

●追肥

速効性の化成肥料を10平方メートル当たり、250g程度を開花始期とその後20日目に株元から30〜40cm離れた畝肩付近に施用します。

●病害虫防除

3月中旬頃からハモグリバエ、4月上旬頃からうどんこ病の防除を行います。

4.一寸ソラマメ(未成熟)

●整枝

3月中旬になると側枝数が増えるため通風、日当りが悪くなります。このため不良莢が多くなります。そこで貧弱な側枝を除去して1株当たり5〜6本、1平方メートル当たり10〜12本の側枝にします。

●追肥

開花始期に速効性の化成肥料を10平方メートル当たり、200g程度を施用し、除草と倒伏防止を兼ねて土寄せをします。

●摘心・摘花

茎の上位節になるほど着花が少なくなります。またアブラムシも密生しやすくなります。このため株元近くの最下位節の花から上に6〜8節目が開花した時に上位に2〜3枚、葉を残して摘心すると着莢と莢の充実が図れ、アブラムシ被害防止にも役立ちます。また、花は各節に2花残し1茎当たり12〜14莢程度に調整すると良莢になります。

●病害虫防除

3月中旬頃からアブラムシ、ハモグリバエ等、また赤色斑点病、さび病等が発生しますので防除をして下さい。

5.タマネギ

●追肥

2月下旬に最後の追肥を10平方メートル当たり400g程度施用します。この追肥が遅れますと球の肥大は良いのですが貯蔵性は低下していますので注意して下さい。

●潅水・排水対策

3月から4月における乾燥は球の肥大を悪くさせますので、晴天の日が続けば潅水を行って下さい。また、逆に圃場が多湿になると灰色腐敗病等の発生や貯蔵性の低下をもたらすので注意して下さい。

●病害虫防除

3月に入るとベト病や白色疫病等の病原菌の活動が活発になりますので定期的殺菌剤を散布して下さい。また、4月になるとネギアザミウマなどが発生しますので防除に努めて下さい。

(表) 病害虫の防除薬剤(例)

営農部 橋本 忠幸
広報誌「なごみ」2015年2月号掲載


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