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2015.01.15 更新

園芸プランターや鉢に使用する土づくりと古土の再利用法


近くのホームセンターなどに家族そろって出かけ、鉢花やポット苗などを買い求め、花を育て、楽しむ光景が増えてきました。また普段の生活にも花や緑を楽しむガーデニングがごく一般的になってきました。今回は、ガーデニングのための土づくり作業と古土の再利用法を紹介します。

良い土とはどんなもの?

良い土の条件は次のとおりです。プランターや鉢で育てることは隔離された土で育てることですから、花壇の土よりももっと良い土を選ぶ必要があります。

  1. 水はけ(排水性)のよいこと
    水はけが悪いと根に酸素が行き渡らず、根腐れの原因となります。川砂や軽石、バークなどで水はけがよくなります。
  2. 水もち(保水性)がよいこと
    根には常に適度の湿りが必要です。すぐに乾燥したり、いつまでも湿っていたりする土は良くありません。用土の粒が大きく、水はけの良い用土(鹿沼土や赤玉土など)を選びます。
  3. 肥料もち(保肥力)がよいこと
    肥料分を抱きかかえるような有機質の多い土(腐葉土、ピートモスなど)です。
  4. 酸度が適正であること
    酸性を好む作物(ブルーベリー、サツキ、リンドウなど)もありますが、一般的には弱酸性から中性を好む草花が多いです。
  5. 病害虫がない清潔な土
    一度使った土にはコガネムシの幼虫やネキリムシ類、立枯病菌などが残っています。古い土は消毒して使うこと、新しい土やバーミキュライト、パーライトなどの人工培土を使用するとよいでしょう。
  6. 適度な粘質や重さがあること
    花と野菜の土などを単独で使うと、排水性はよいですが、やや軽すぎて保肥力や保水力が劣る場合があります。田土のような粘土質の重みのある土も必要です。

基本用土と配合の仕方

基本的な鉢植え用土は、赤玉土7:腐葉土3の割合で配合したものです。

最近では、一般草花を対象とした「花と野菜の土」「花の土」、「山野草の土」「観葉植物の土」など多種多様な用土が販売されています。これらはすぐに利用できて簡便ですが、それぞれ草花の生育にどのような土が適するかを考えながら、いろいろ素材を配合して土づくりを行うと一層ガーデニングが楽しくなると思います。

土づくりで注意する点として、
  1. 市販の培養土も多種多様のものがあるので、単一ではなく、できる限り素材を考えて、配合した方がよい。
  2. 未熟な堆肥、バークはそのまま使用しない。
  3. ピートモスやパーライトは使う前に、十分吸水させてから使う。
  4. 水はけを良くするためには、川砂を1割ほど混ぜる。
  5. 弱酸性を好むものには赤玉土にかえて鹿沼土、腐葉土のかわりにピートモスを使う。
  6. ハンギングバスケットには赤玉土(4割)にバーミキュライト(3割)やピートモス(3割)など軽い土を使う。

古土の処理はどうしたらよいか?

園芸では、「一度使った土は使用しない」のが原則です。しかし、古い土が溜まる一方で始末に困ることになります。

【古土の処理】

古土はわらや落ち葉、きゅう肥(鶏ふん)、オガクズ、米ぬかなどと層状に積み込んで醗酵させ、半年以上おいてから花壇や畑にすきこむのが一般的です。

なお、堆積中にコガネムシの幼虫などが発生しやすくなりますので使用の際には注意して下さい。

【古土再生法】
図 古土の再生
  1. プランターや鉢から取り出し、枯れた根や草を取り除く。
  2. フルイにかけ、ゴロ土、微塵土とに分ける。
  3. 日向に薄く並べて敷き、十分乾燥させた後ビニール袋に入れて保存する。
  4. 夏になると、土を取り出し、水で湿らせる。少量ずつ透明のビニール袋に入れて、半月から1か月程度太陽に当てて蒸しこむ(太陽熱消毒法)。
  5. こうした土は、新しい培養土やリサイクル材(注文対応商品:まくだけで甦る等)と半々程度に混ぜ合わせて再度利用します。

営農部 土師 利和
広報誌「なごみ」2015年1月号掲載


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