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2014.09.12 更新

園芸エシャレットの栽培


現在、エシャレット(エシャロット)として市場にでているものは、本来のエシャロットではなく、ラッキョウを土寄せし、軟白栽培して若いうちに収穫した葉つきラッキョウです。基本的には普通栽培と同様ですが、葉鞘部に土寄せして軟白する技術と、分球を肥大させる追肥がポイントになります。一般的なラッキョウほど香りやクセが強くなく、味噌やマヨネーズ、サラダドレッシングなどをつけて生のまま食べたり、酢味噌あえやキムチ、天ぷらなどにしたり、いろいろな使い方ができます。

1 作型と品種

下表参照

表

2 栽培

(1)畑の準備

品種は「らくだ」が適しています。畑は、土寄せするため、耕土の深い通気性のよい砂土のような土壌が粘土質土壌より適しています。8月中〜下旬に基肥として、10㎡当たり、堆肥10kg、石灰1kg、緩行性化成肥料1kgを施し、耕しておきます。ウネは葉鞘部分を軟白化して可食部分が多くなるよう土寄せを2回行うため、ウネ幅は50〜60cmと広くし、1条植えします。

(2)種球

栽培のポイントは、よい種球を選ぶことで、1球の重さ10g以上のものを使用します。植え付け前に分球して古根や皮を除き、大、小に分け、茎も2〜2.5cm程度切り捨てておきます(図1参照)。

図1 種球の準備
(3)植え付け

収穫する目標時期によって植え付け時期を変え、8月植え付けでは11月上旬から年明け(1月)の収穫、9月植え付けで2月から5月の収穫となります。

平ウネでは、ウネ幅50〜60cm、株間10cm。短冊ウネの場合はウネ幅1.2m、株間10cmで、2条植えとします。ウネにクワなどで浅く植え溝をつけ、種球をまっすぐに10cmおきに植え付けます。覆土は種球の頭が見え隠れする程度に植え付けます。

(4)追肥・土寄せ・かん水

かん水追肥を組み合わせ、効率的に肥料を効かせて、分球と玉の肥大を進める肥培管理をします。寒さに向かう時期なので追肥・土寄せは何回にも分けて少しずつ行い、生育の促進を図り分球、球の肥大を進めます。

追肥の時期─8月植えは9月下旬と10月中下旬の2回。

9月植えは11月上中旬と12月中旬の2回(3月以降収穫する場合は1月中旬にもう1回)が目安です。1回の追肥量は10平方メートル当り化成肥料300g程度施します。

土寄せ─土寄せは何回にも分けて少しずつやったほうがよいですが、元肥に緩効性肥料を使えば2回程度でよいです。第1回目は茎が十分伸びたころ、植え溝のそばに追肥し軽く土寄せを行います。第2回目はウネ間・ウネ肩に追肥し、軟白部が10cm程度確保できるように、10cm以上の高ウネになるように株元にしっかり土寄せします(図2参照)。

図2 追肥・土寄せ
イラスト

3 収穫

最終の土寄せから30〜40日たって試し掘りをして球がお好みの大きさになったら少しずつ収穫して、新鮮な取り立てを味わいましょう。


営農部 高見 俊一
広報誌「なごみ」2014年9月号掲載


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