JA岡山西

好奇心がエネルギーあなたと私のJA岡山西




営農事業

営農情報

2014.08.13 更新

作物大豆の栽培管理


6月に播種した大豆も天候に恵まれ大きく育っているかと思います。そこでこれからの作業についてポイントを説明したいと思います。

〈水管理について〉

白大豆なら8月の上旬〜中旬、黒大豆なら8月の中旬〜下旬に開花期を迎えます。晴天の日が続いたら白大豆においては葉が立つ(白く見える)と水不足の証拠です。

大豆は比較的耐干性の強い作物と言われていますが、開花期〜着莢期に水不足になると、花や莢が落ちたり、莢中の粒数が減ったり、粒が小さくなって減収につながったりします。晴天が続いて土が白く乾くなど、水不足が想定される場合は、潅水を行いましょう。排水がよく平坦な圃場では畝間潅水が効果的ですが、速やかな入水・排水を行う必要があります。

逆に開花期〜粒肥大期の冠水は生育を抑制したり、紫斑病やカビの発生を助長したりと、最も被害が大きくなるので、速やかに排水が必要です。台風が続く時は排水対策が難しいので、湿害回避のため明きょ・排水路作業は一刻も早く行いましょう。特に黒大豆は水に弱いので排水対策は重要です。

〈病害虫について〉

雨が多いと病気や害虫の発生が懸念されますので、病害虫防除はしっかり行いましょう。特に発生が多い立枯病を防ぐ対策としては、毎年同じ圃場で作付けせずに圃場を変え連作を避けるのが大事です。そして雨水が圃場の中に残らないように排水対策も大事です。また、被害株は見つけしだい早期に圃場の外に持っていき、圃場の中に病原菌を残さないようにしましょう。

●カメムシ類

畑の間を飛び回って産卵し、幼虫から成虫まで大豆を加害します。豆を吸汁するため板莢・変形粒・変色粒になってしまいます。

●マメシンクイガ

莢の中に幼虫が食入し子実を食害するので、変形粒・腐敗粒等くず豆の原因になります。

●ハスモンヨトウ

8月頃から発生が増えてきます。主に葉を食害しますが、幼虫が大きくなると莢も加害します。

また農薬には大豆に使用できて、枝豆に使用できない剤があるので、使用の際は農薬のラベルをよく読みご使用ください。

〈追肥について〉

生育量が不足している場合は、開花期に追肥を行います。生育が良好なら追肥は不要です。窒素成分で10a当たり2kgですので、「固形肥料30号」なら20kg、「NK2号」なら15kgぐらいが目安です。

〈収穫について〉

汚粒発生を防ぐため、青立ち株や雑草等をあらかじめ抜き取っておく必要があります。コンバインで刈り取り作業を行う場合は、露がない午前11時頃〜午後4時頃、ビーンハーベスターや株切り鎌等の手作業の場合は、収穫ロスを軽減するため朝夕が適しています。

架干しや島立てによる予備乾燥の場合は、濡れると紫斑病やカビの発生が懸念されるので降雨に注意が必要です。

スレッシャーによる脱粒は、品質低下・作業ロスを防ぐため、数莢むいて豆に爪の後がわずかに残る程度になっているのを確認してから行いましょう。

〈乾燥について〉

過乾燥、乾燥ムラに注意して水分15%以下に仕上げましょう。

営農部 守屋 雄太
広報誌「なごみ」2014年8月号掲載


このページのトップへ

 

HOMEトピックスお知らせ・新着情報イベント・相談会地域の話題事業案内特産品直売所店舗案内レシピ広報誌女性部
JA岡山西について個人情報保護方針情報セキュリティ基本方針金融商品の勧誘方針お問い合わせサイトマップ関連リンク

Copyright (C) 2017 JA-Okayama-Nishi,Allrights Reserved.