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2014.06.13 更新

園芸野菜の収穫適期について


適期に収穫することにより食味や品質が良く、収量も多くなり、貯蔵性も高まります。未熟品の収穫や取り遅れで過熟品とならないよう注意しましょう。

外観を一目見れば収穫時期がわかる作物もあり、それらはここでは省略して、収穫適期が比較的判断しにくい作物を取り上げます。

種類別収穫適期

◆キュウリ・ナス・ピーマン

朝夕の気温の低い時間帯に収穫を行うことにより、果実品温を低く保ち、新鮮さを長く維持できます。低節位(一番果・初なり果)の着果は制限し、若取りするなどにより樹の負担を軽くし、初期生育を促進します。2番果以降は十分に肥大してから収穫します。

◆スイカ

果実が鶏卵大になったとき標識(日付けを記入)を立てておき30〜35日後頃を収穫の目安とします。標識の無い場合は、着果節の巻きヒゲが枯れ、果実の打音が低く鈍くなる等を収穫の判断の基準にしますが、相当の経験を必要とします。試し切りをして、糖度や肉質を確認した後、本格的な収穫を行います。早採りは糖度が低く、果実の肉色が淡く、食味が劣ります。収穫遅れはタナ落ちや醗酵で品質が劣ります。

◆カボチャ

開花後50日〜55日経過して完熟果を収穫します。果梗部の軸のひび割れが進みコルク化していること、花落ち部が硬く爪が立たなくなることなど目安にします。

坊ちゃんカボチャは若どりしないこと、着果後40日(低温期)〜35日(高温期)、を目安とします。花梗部がコルク化し果梗部全体に縦の亀裂(白い条)がつながる頃、また、果皮の色が淡い緑から濃い緑に変化した頃収穫します。完熟果のみを段階的に収穫します。

収穫後は果実を風通しのよい屋内に広げキュアリング(高温・乾燥条件に一週間程度おく)することによりでんぷんが甘味に変わり美味しくなります。また収穫時の傷口をコルク化させ病原の侵入を防ぎ腐敗を防止します。

◆ニガウリ

交配後収穫までの日数は、低温期で約35日、高温期は約12日で収穫します。

収穫時期が遅れると、果実に亀裂が入ったり、黄変したりすると過熟果となります。特に高温期は果皮が緑色でも果肉内部が赤色になっている場合があるので若採りを心がけます。

◆トマト

完熟トマト品種は着色が進むことにより糖度も高くなるので完全に着色してから収穫します。

◆ソラマメ

若取りは避け、莢の縫合線が黒褐色になり、莢が下向きになってきたら順次収穫します。収穫適期は短いので取遅れないように注意します。

◆スイートコーン

絹糸抽出後22日前後(絹糸が黒変し果穂が横向きになり、苞の外から指で押して粒がつぶれる程度)で、早朝に収穫します。

◆ブロッコリー

収穫適期が短いので時期を失しないように注意します。花蕾全体が良く締り小花が小さい状態で収穫します。花茎を15cm程度つけて包丁で切り取り、葉は花蕾の面と同じ程度に切り揃えます。

雨天時の収穫は、水滴が花蕾について腐敗の原因になるので収穫を避けます。

◆アスパラガス

若茎が28〜30cmに伸びた頃、地際から刈り取ります。収穫期間中は細いもの、曲がったものなども全部収穫します。

定植初年目は株養成のため全ての茎を残します。定植2年目以降は春芽の収穫開始から30日後、1株当たり3〜4本を秋まで残して、株養成を行いながらそれ以降に萌芽してくる若径は全て収穫します。

◆タマネギ

茎葉が70%程度倒伏した頃に収穫します。晴天続きの日を選んで午前中に抜き取り、球を反転して圃場に1〜2日間置き日光に当てて充分乾燥させてから収納します。風通しの良い日陰に吊るして貯蔵します。

◆ニンニク

結球肥大して茎葉が70%位に黄変した頃が収穫適期です。早すぎると収量が少なく、遅れると割れ玉が多く品質が低下します。

収穫は晴天の日に抜き取り、2〜3日天日干ししてから貯蔵します。

◆バレイショ

緑葉が2〜3割残った状態で土壌が良く乾いているとき、芋を傷つけないよう丁寧に掘り取ります。掘りたての芋を長時間光線にさらすと日焼けを起こし、腐敗の原因になるので、芋の表面が乾いたらなるべく早く日陰の風通しの良い場所へ集め、冷暗所で一週間程度薄く広げて表皮の硬化を図ります。このとき傷、病害虫の被害芋を除去しておきます。長時間の貯蔵では、芋の緑化やジャガイモガの被害を受けやすいので寒冷紗で被覆し、冷暗所に収納します。

参考資料
『野菜栽培指針』全農岡山県本部より

営農部 佐藤 武志
広報誌「なごみ」2014年6月号掲載


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