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2014.06.13 更新

果樹モモの中晩生種(清水白桃以降)の高品質生産を目指そう


モモ栽培を経営の基本にされている組合員や、家庭菜園で栽培されている人も美味しいモモ作りを目指して下さい。今年の生育は昨年並みに、開花期が早く、4月の気温も乱高下が激しく、初期生育も悪く、胴枯れ症もいくらか発生が見られました。6月下旬から7月に掛けての栽培管理について参考にして下さい。

〈梅雨対策〉

平年では6月上旬には梅雨(平年の梅雨の期間6月7日〜7月21日頃)に入ります。モモは水に弱く、果実品質に著しく影響を及ぼすので、可能な限り排水対策を実施しましょう。(図1)

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〈防水マルチの実施〉

過剰な水分がモモ園の根域部分に停滞しないように、防水マルチの実施は効果があります。排水路の整備だけでは防ぎきれない大雨も、マルチをする事により少しでもおいしいモモ作りが期待できます。また、梅雨入り前からマルチを実施すれば、土壌水分の安定により、生理的落果の軽減も期待できます。(図2・表1)

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表1 清水白桃(8年生)に対する防水マルチの効果

処理区 果実重
(g)
糖度
(Brix)
着色 落果率
(%)
マルチ 219 15.3 8.3
無処理 225 14.0 30.8

※マルチ期間:6/7〜収穫まで (1996. 岡山農試)

〈新梢管理〉

葉色が薄い状態から6月下旬に掛けて葉色の濃い状態に変化する時期です。6月下旬以降も新梢が伸びて黄緑色の葉が多いと、成熟の遅れや糖度不足の原因になります。木を良く観察して次年度に向けた栽培の糧にしましょう。

主枝の背面を中心に勢いの良い新梢が出てきます。非常に強くなりそうな新梢は付近の日当たりを悪くして、果実品質にも悪い影響を与えるので、摘心・ねん枝・誘引を行い、徒長枝を乱立させないようにしましょう。(図3)

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〈修正摘果〉

清水白桃では満開(今年4月5日頃)後80日頃に(6月25日頃以降)生理的落果が終了します。落果を見越して多めに着果させている木では1果当たり80枚を目安に修正摘果(本来の仕上げ摘果)を行います。(表2)玉太りの劣る果実を中心に摘果して大玉生産と、秀品率の向上を図りましょう。(図4)

表2 清水白桃の修正摘果の目安

部位 摘果の目安
(1果実当たりの葉数)
樹冠先端部や上部等の
日当たりの良い部位
60〜70葉
樹冠中間部等の
日当たりの比較的良い部位
80葉
樹冠下部や裾枝等の
日当たりの悪い部位
100〜120葉
図
参考文献
月刊「果樹」6月号、JA全農おかやま、2003年、PP.42-45

営農部 河田 義一
広報誌「なごみ」2014年6月号掲載


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