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2014.04.15 更新

果樹4〜6月の果樹の病害虫防除


気温も上昇し次第に湿度も上がってくるこの時期、様々な病害虫が発生してきます。家庭果樹の場合、できるだけ農薬は使いたくありませんが、無農薬で果物を作るのは難しいものです。今回は4〜6月の家庭果樹の主な病害虫防除についてご紹介します。

○ウメ

近年、ウメシロカイガラムシの発生が増えています。枝や幹にウメシロカイガラムシが寄生している場合は、収穫後にアプロードフロアブル1000倍液を枝幹に丁寧に散布し防除します。

○カキ

落葉病、炭そ病にはジマンダイセン水和剤またはトップジンM水和剤を、ヘタムシガ・カメムシ類はスタークル顆粒水溶剤を6月中に2回程度散布します。

○イチジク

スリップス類とカミキリムシにはモスピラン水溶剤を5月下旬に一度散布します。また、アキノキクイムシ・カミキリムシ類の予防にはガットサイドSを幹の地際部まで塗布します。食入されてしまったものは見つけたら針金等で刺殺するか園芸用キンチョールEを噴射します。枯れ枝は、カミキリムシ類の発生源となるので伐採・焼却しましょう。また樹勢の弱った樹が被害を受けやすいので肥培管理にも気をつけて樹を強く保つことが予防につながります。

○キウイフルーツ

収穫後に追熟中の果実が腐敗する果実軟腐病菌は5〜7月に風雨で飛散伝染します。雨の多い梅雨時期にロブラール水和剤やトップジンM水和剤で予防します。

○モモ

黒星病・灰星病にはベルクート水和剤やオンリーワンフロアブルを、シンクイムシ類を対象にしたスタークル顆粒水溶剤やダイアジノン水和剤34と合わせて、必ず袋かけ前に防除しておきます。また袋の口は病害虫が侵入しないように隙間なくキッチリと閉めておくことが大切です。

○ブドウ

べと病に残効の長いリドミルMZ水和剤はトンネル栽培では開花後は使用できません。必ず開花前に予防散布しておきます。また開花前後は灰色かび病の重点防除時期で、ゲッター水和剤やトップジンM水和剤を散布します。さらにカイガラムシ類の幼虫にはアプロードフロアブル、ハマキムシ類にはオルトラン水和剤を害虫の発生に応じて散布します。

以上4〜6月の防除についてご紹介しましたが、お住まいの地域に生産組織等の栽培防除暦がある場合は優先的にそちらを参考にして下さい。

農薬を使用する際は、農薬取締法・食品衛生法等の法規制を受けることになります。

今回ご紹介した例は平成26年3月時点での登録情報によるものですが、農薬の登録内容はしばしば変更されることがあります。実際に使用される場合は、必ず袋やボトルに表示された作物登録の有無や使用濃度・使用時期・使用回数制限を確認することを習慣にして下さい。そして適正に使用し、その内容を記録として残しておきましょう。また周囲・近所の作物へ飛散しないよう風向きや散布圧力等に十分配慮しましょう。

営農部 井内 祥晃
広報誌「なごみ」2014年4月号掲載


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