JA岡山西

好奇心がエネルギーあなたと私のJA岡山西




営農事業

営農情報

2014.04.15 更新

水稲水稲の疎植栽培の米作り


本年も種子の配布が始まり、田植の早い地域では、いよいよ播種の準備となりました。今回は、疎植栽培を取り上げてみます。

機械田植機が登場する以前は、植付け株間を広くとり、大苗を手植えする方法が一般的な栽培方法でした。その後、経営の規模の拡大・労働力の不足を補うために、人力田植機や直播栽培が行われるようになりました。さらに田植機の性能が向上して、歩行型から乗用型になり、省力・軽労働化が進行して、今では革靴を履いて田植をするという笑い話もあります。また田植機の進化により、今では植付け株間などが選択可能なものがほとんどとなりました。現在、田植機を販売している大手メーカーは5つあり、一般的な4条植え田植機を取り上げてみます。

疎植栽培とは、メーカーによって、株間の広さが若干異なりますが、クボタやイセキのパンフレットによれば、坪あたり37株(条間30cm×株間30cm)を推奨されています。

表1のように苗箱の内径は、横28cm、縦58cmが標準となっています。

苗のかぎ取りについては、例えば横14mmだと20株とれ、縦のかぎ取りは各メーカーともおよそ8〜17mmを選択できる仕様となっています。

計算上で考えると縦のかぎ取りを10mmとすると30cm×16cmでは18箱が必要となります。それを30cm×30cmとすると10箱でまかなえるようになります。

JAで販売する苗(田植直前の苗)は、地区によって異なるかもしれませんが、1,000円とすると10a当たり8,000円が理論上節約できる計算になります。

この栽植密度(30×30cm)で、昨年の事例を紹介します。

田植機は側条施肥田植機で行いました。圃場での、栽植密度は、30.5×30cmとなっていました。ほぼメーカーの仕様と同じでした。

図1は、アケボノの茎数の推移です。

図1 1株茎数の推移

田植直後は、約5本/株以下でしたが、最高分げつ期には40本を超えています。穂数は、29本/株と27本/株となりました。坪刈り収量は、603kg/10aと630kg/10aと600kgを超えています。

このように、疎植栽培でも畝俵(600kg)は、田の条件を熟知すれば、可能と言うことです。

一度に全部の圃場で行うのが不安な方は、一部でこのような疎植栽培に挑戦してみてください。

参考資料
イセキ「37株植疎植栽培ガイドブック」
クボタ「水稲疎植栽培ガイド」

営農部 酒井 啓
広報誌「なごみ」2014年4月号掲載


このページのトップへ

 

HOMEトピックスお知らせ・新着情報イベント・相談会地域の話題事業案内特産品直売所店舗案内レシピ広報誌女性部
JA岡山西について個人情報保護方針情報セキュリティ基本方針金融商品の勧誘方針お問い合わせサイトマップ関連リンク

Copyright (C) 2017 JA-Okayama-Nishi,Allrights Reserved.