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2014.03.15 更新

園芸エダマメの栽培


暑いとき、ビールの友として好まれているエダマメは、大豆の未熟莢を収穫したもので、植物学的には大豆と同じものです。しかし、栽培する品種は主に夏ダイズ型に属するもので、日長よりも温度の影響を強く受ける早生種が主体です。

大豆は高温には強いのですが低温には弱く、特に霜害にはきわめて弱い作物です。発芽適温は20℃〜25℃ですが、8℃から発芽します。ただし、温度が低いと発芽揃いまで長い日数がかかります。

また、湿害には弱いため、排水が良く、保水力のある圃場が適しています。

表1 エダマメの作型

〈品種〉

主体は夏ダイズ系の白い品種ですが、最近は味の良い黒豆系や茶豆系の品種が出回っています。また、極早生種から晩生種まであります。これらの品種を組み合わせると長い期間出荷ができます。

1.圃場の準備

3〜4年豆類を栽培していない圃場を選び、10平方メートル当たり、堆肥20kg、石灰質肥料1.2kg、化成肥料を300g施して耕起し、畝幅1.2m(2条植え)で畝立てを行います。

2.播種時期

播種後、極早生種品種では70日、晩生品種では120日程度で収穫できますので、収穫目標時期から逆算して播種時期を決定します。直播きの場合は降霜の心配が無くなったころ(最低気温15℃以上)から行うのが安全です。ハウス等で育苗する場合は、これより約2週間程度早くできます。

表2 播種時期と植栽密度

播種期 定植期 畝幅 株間 条数 収穫までの日数
4月上中旬 4月下~ 120cm 25cm 2条 極早生種(70~75日)
4月下~5月上旬 5月上旬 120cm 30cm 2条 早生種(75~80日)
5月中~6月中旬   120cm 35cm 2条 中早生・中生種(80~90日)
6月下~7月上旬   120cm 45cm 1~2条 晩生種(110~120日)
3.播種・移植

欠株を防ぐため、1カ所3〜4粒を2cm位の深さに播種します。本葉が2枚頃に1カ所2本にします。なお、鳩害や発芽不良に備え予備苗を育苗箱などに播種しておき、欠株を生じた時は本葉1〜2枚頃までに補植します。

移植の場合は、128穴セルトレイに1粒ずつ播種し本葉1〜1.5枚程度の苗を植えます。老化苗になると植え傷みが激しく生育不良になりやすいです。

ピンクレディ
4.土寄せ・灌水・追肥

倒伏を抑えるため、間引き時と草丈30cmごろに土寄せを行います。

開花前の乾燥は分枝や節数を減らすことになり、これにより花数が減少します。また、開花以降の乾燥は落花しやすく着莢率が低下します。結莢後は子実の肥大が劣ることから灌水に努めます。

開花前から子実肥大期に肥料切れすると、落蕾、子実の肥大不良や莢色の低下を招きますので、本葉3〜4枚の時に10平方メートル当たり化成肥料を100g、開花揃い期に200g程度追肥を行います。なお、施肥量は生育状況に応じて増減します。

5.病害虫

大きな被害を受ける病気は少ないですが、害虫ではカメムシ類、マメシンクイガ、アブラムシ類の被害を受けやすいです。

表3 防除農薬

農薬名 希釈倍数 使用時期 回数
トレボン乳剤
アディオン乳剤
ダントツ水溶剤
1000倍
3000倍
2000~4000倍
収穫14日前まで
収穫14日前まで
収穫3日前まで
2回以内
3回以内
3回以内
6.収穫

開花後40日頃から収穫適期に入ります。収穫期間の幅は短く7日程度ですから過熟とならないうちに収穫します。

収穫の目安は、莢の部分が充実し、濃緑でツヤがあり、株の上部にわずかな未熟莢がある頃です。

営農部 橋本 忠幸
広報誌「なごみ」2014年3月号掲載


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