JA岡山西

好奇心がエネルギーあなたと私のJA岡山西




営農事業

営農情報

2013.07.16 更新

園芸ハクサイの播種と育苗


1.作型と品種

ハクサイはキャベツなどと同様に冷涼な気候を好み、寒さに強いですが暑さに弱いです。生育温度は5〜30℃ですが、適温は15〜20℃で、種をまく時期が重要で、あまり早くまくと高温期なので、えそモザイク病や軟腐病になりやすく、逆に遅まき過ぎると十分結球しないうちに低温の影響を受けて結球不良となり、良いハクサイが収穫できません。(表)

表 タイプ別作型と適応品種

生育日数 播種期 収穫期 適応品種
60〜65日
タイプ
8月上中旬まき 10月下〜11月収穫 黄ごころ65、晴黄60・65、
きらぼし65
75〜80日
タイプ
8月中下旬まき 11月〜12月収穫 黄ごころ75、晴黄75、きらぼし77、
きらぼし80
85日タイプ 8/下〜9/上旬まき 12月〜1月収穫 黄ごころ85、晴黄85、きらぼし85
90日タイプ 9月上旬まき 1月〜2月収穫
(暖地)
黄ごころ90、晴黄90、きらぼし90

2.育苗(セルトレイ育苗)

(1)準備
  • 雨よけできるハウス内での育苗を行いますが、雨よけハウスがない場合は、寒冷紗の被覆下で育苗します。まとまった雨が降るときは、雨よけできる場所へ一時的に移動させてください。
  • 128穴育苗セルトレイ
  • 水稲育苗箱(セルトレイ受け用)底穴が多くあるものがよい
  • 育苗培土 播種専用培土愛菜1号または与作N150
  • 寒冷紗 遮光率30%程度のもの
  • コンクリートブロック
  • 角材または直管パイプ
(2)播種
  • トレイに専用培土を均一につめ、深さ5〜8mmの播種穴をつくり、ペレット種子1粒播種し覆土します。裸種子を使用する場合は、1穴に2〜3粒播種し本葉2枚が展開するところ、ハサミで茎元を切って1本に間引きします。
  • 覆土は種子が隠れる程度に薄く覆土し潅水します。潅水した後、乾燥防止と発芽を揃えるため濡れ新聞紙で覆っておきましょう。
  • トレイは直接地面に置かず、ブロック、角材等で30cm程度の高さに組んだ架台に並べ、根がトレイ外へ出るのを防止し、根鉢の形成を促す管理をします。(図1)
図1 育苗床設置方法
(3)苗床管理
  • 出芽までは、トレイは軒下など涼しい場所に置きます。出芽を始めたら新聞紙を取り除き、すぐに日の当たるところに出します。出芽したばかりのときは、乾燥、高温、強日射に弱いので寒冷紗を水平張りにして気温の上昇を抑えます。
  • 温度が高い時期の育苗なので、潅水は朝のうちにたっぷりと潅水し、夕方には床土の表面が薄く乾く程度が良いです。曇り・雨天時には、苗の徒長や病害の発生を防ぐため、潅水は控えめにします。
  • 育苗後半には肥切れして、葉色が薄くなりやすいので液肥の500倍液の施用を適宜行います。
  • 定植4〜5日前から潅水を控え、固く引き締まった苗に仕上げましょう。
  • 育苗日数20日前後、本葉3〜4枚の若苗を定植しましょう。(図2)
図2 定植適期の苗

営農部 高見 俊一
広報誌「なごみ」2013年7月号掲載


このページのトップへ

 

HOMEトピックスお知らせ・新着情報イベント・相談会地域の話題事業案内特産品直売所店舗案内レシピ広報誌女性部
JA岡山西について個人情報保護方針情報セキュリティ基本方針金融商品の勧誘方針お問い合わせサイトマップ関連リンク

Copyright (C) 2017 JA-Okayama-Nishi,Allrights Reserved.