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2013.06.15 更新

果樹モモ・ブドウの袋かけ


袋かけには病害虫の被害を軽減し、果実の色やキメを美しく仕上げる効果があります。果実の一つ一つに思いを込める細やかな作業が、その効果を十分に発揮できるよう、適切に、また無駄のないように進めていきましょう。

*袋の種類

メーカーごとに大きさ、材質や厚さ(遮光率)、色、袋底の有無など様々な掛袋があり、品種ごと、仕上がりの色合いごとに袋の種類を選択することができます。

生産部会などでは、出荷先の意向を考慮して果実色の仕上がりが揃うように掛袋を統一しています。

ブドウのかけ袋 見本例/桃のかけ袋 見本例

*モモの袋かけ

モモは品種の特性、すなわち生理落果のしやすさによって摘果と袋かけの時期や方法が異なります。

白鳳系の生理落果の少ない品種では満開後35〜45日前後に最終着果量まで摘果し、その後満開60日後までを目安に早生品種から順に袋をかけていきます。今年は開花期以降の低温傾向で初期の果実肥大がやや遅れましたが、一般的に5月下旬から6月上旬の作業となるので、本記事を読まれる頃には終了されていることと思います。

一方、清水白桃、白麗など生理落果しやすい品種では袋かけを焦ってする必要はありません。硬核期後の生理落果が落ち着いてから、一般的には満開後80日前後に最終着果量に調整し袋かけを行うとロスが少なくて済みます。袋かけが早すぎると袋の中で落果する確率が高くなるので、6月下旬〜7月上旬を目安に袋をかけても問題ありません。

(摘果管理の詳細については、別途講習会等を参考にして下さい。)

図 モモの袋のかけ方

*ブドウの袋かけ

赤系の直光着色性の品種では、着色初めまで袋をかけないことで着色向上をねらう考え方もありますが、ピオーネなど一般的な散光着色性品種では病虫害のリスク回避を重視します。粒間引きが終わり次第なるべくはやく袋をかけることで、梅雨時期に雨滴伝染する晩腐病などの予防に役立ちます。

病原菌や害虫を袋の中に封じ込めることのないように、袋かけの前には必要な薬剤防除を行いましょう。

袋かけのポイント
  1. 袋の口部分を湿らせておく(紙が柔らかくなってかけやすい。)
  2. 切れ目の無いものには少し切れ込みを入れておく。(果柄がない、または特に短い樹種の枝をまきこんでかけやすい。)
  3. 袋を膨らませて果面と袋がなるべくあたらないように。
  4. 葉っぱや異物を袋内に封入しないよう注意。
  5. 果柄や枝と袋の間に隙間ができないようピッタリと固定する。
図 ブドウの袋のかけ方

営農部 蔵本 郁美
広報誌「なごみ」2013年6月号掲載


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