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2012.08.16 更新

園芸エンサイ(別名 ヨウサイ、空心菜)の栽培


中国南部から熱帯アジア原産の、サツマイモと同じヒルガオ科のつる性植物です。

暑さに強く、緑の野菜が不足する夏場に収穫できることが最大の利点です。若いつる先の柔らかい部分を摘み、採りたての新鮮なうちに食べると、茎がシャキシャキして歯ざわりがよく、さっと加熱して早めに食べるのがコツです。油炒めやおひたしに多く利用されますが、味噌汁やスープの具などにもよく合います。また、ビタミンやミネラルを豊富に含み、夏バテ防止にも効果的です。

1.生育特性と栽培ポイント

暑さに強く寒さに弱い

生育適温は25〜30℃で高温多湿に強いですが低温に弱く、10℃で生育が止まり、霜にあうと枯死します。

播種適期は、直まきで4月下旬頃から8月下旬までで、6月下旬ころから霜が降る11月末まで収穫できます。

肥切れを起こさせないように

土壌適応性は広く土質はあまり選びませんが、乾燥には弱く水を好みます。収穫期間が長期に渡るので、肥厚が長続きするように緩効性肥料を用いたり、完熟堆肥を十分施用したりしておくことが大切です。

土壌水分の保持

多湿条件を好み、乾燥に弱いので、保水性のよい土壌が適します。乾きやすい畑ではマルチ栽培がおすすめです。

2.作型と品種

表:作型と品種

3.栽培

(1)畑の準備

図土壌水分の多い畑や潅水に便利な畑を選び、種まきの2週間前に10平方メートル当たり、堆肥20kg、苦土石灰1.5kgを施し、同じく1週間前に緩効性肥料(CDU・IB化成)700gを施し、うね幅1mのうね作りをしておきます。

乾燥しやすい圃場ではベッドに十分潅水してからマルチ栽培するとよいでしょう。

(2)種まきと育苗

エンサイは発芽が遅いので、種は一昼夜水に浸し十分吸水させてからまきます。

株間30〜40cmとして1ヵ所に3〜4粒ずつ点まきし、覆土・潅水後、切りわら、もみ殻をふるか、寒冷紗で被覆しましょう。また早植え移植栽培は、温床で育苗し、晩霜の心配がなくなった頃に植えつけます。

6cmポットで30〜40日育苗。本葉4〜5枚で定植、128穴セルトレイでは20日育苗し、本葉2〜3枚の頃早めに定植しましょう。

(3)手入れ
乾燥防止

夏場の乾燥期には、株元にもみ殻や敷わらをしたり、潅水を行ったりして水分保持に努めます。

低温時は不織布のへたがけ等で晩霜を防ぎましょう。

間引きと追肥

直まきでは本葉2〜3枚の頃間引きはじめ4〜5枚で1本立ちさせます。

追肥は最終の間引きを終えたら、株周りに粒状の化成肥料を10平方メートル当たり200〜300g中耕をかねて土寄せします。

4.収穫

図側枝つるが30〜40cmぐらい伸びた頃、基部の3〜4枚残し、葉先から15〜20cmの軟らかい茎部をハサミで切って収穫します。毎日のようにこまめに収穫することがコツです。発根力が強いので挿し木で簡単に増やすことができます。


営農部 高見 俊一
広報誌「なごみ」2012年8月号掲載


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