JA岡山西

好奇心がエネルギーあなたと私のJA岡山西




営農事業

営農情報

2012.05.15 更新

園芸果物の整枝について


最近、家庭菜園・自家用で果物を栽培されておられる組合員の方から、病害虫の防除と木の作り方(仕立て方法)についての問い合わせが多くありましたのでモモ・ブドウ・カキ・カンキツの整枝方法について触れてみたいと思います。

どの果物についても、基本は懐まで太陽が当たれば味が安定しますので、太い枝の配置を考えてください。

●モモ

モモは、開心自然形の普通2本主枝と3本主枝の整枝方法があります。立地により2本でも3本でもどちらでもかまいませんが、管理が楽で日当たり、風通しの良い木の形を作る事により、病害虫の発生も少なくなり、品質も安定します。

若木の時には生長が旺盛で樹冠拡大が早く、幼木は直立しますが、樹齢とともに開帳します。

頂部優勢が崩れやすい(下部から発生した主枝が上部の主枝に比べて強く成りやすいため)陰芽の発生がほとんどなく、枝が禿げ上がりやすいので注意します。(図1)

図1-1 2本主枝整枝の骨格

図1-1 2本主枝整枝の骨格

図1-2 3本主枝の骨格

図1-2 3本主枝の骨格

●ブドウ

ブドウは、整枝型は地形によって色々あります。WH型・オールバック型等ですが平坦地・傾斜地に合せて計画しましょう。

ブドウ棚を早めに設置して、苗木から発生した新梢を1本選び支柱へ誘引しながら伸ばし、棚上まで伸びた頃、棚下40〜50cmの所の巻きヅルと巻きヅルの間で摘心すると、左右の主枝が揃いやすいです。

園の条件によっては、1本の木の占有面積が広いほど作りやすいのですが、条件に合せて木を広げて下さい。(図2)

図2 整枝の仕方(1年目の生育期の姿)

図2 整枝の仕方(1年目の生育期の姿)

●カキ

整枝法は、開帳性の品種は開心自然形でもいいですが、直立性の品種や家庭で栽培される場合は変則主幹形が作りやすいです。垂直に伸びる力が開心形より強いので、若木時代は出来るだけ自由に伸ばして木を落ち着かせて、4〜5年生から、中心枝の切り込みを実施して、心負けになるように誘導します。(図3)

図3 変則主幹形若木の仕立て

図3 変則主幹形若木の仕立て

●カンキツ

温州みかんを中心に、最近ではオレンジ系統の晩柑類を植栽されています。整枝法は開心自然形を基本としますが、主枝・亜主枝を確定し、それに側枝を配置する。主幹の高さは30cmとして主枝は3本とし、懐を広くして、第一亜主枝分岐部から垂直に近く立てて伸ばします。

亜主枝は主枝から2〜3本発生させます。側枝(結果枝)は主枝、亜主枝から日当たり良く配置します。(図4)

図4 開心自然形の基本樹形(温州ミカン)(石田原図)

図4 開心自然形の基本樹形(温州ミカン)(石田原図)

(図は『岡山県果樹栽培指針』より)

営農部 河田 義一
広報誌「なごみ」2012年5月号掲載


このページのトップへ

 

HOMEトピックスお知らせ・新着情報イベント・相談会地域の話題事業案内特産品直売所店舗案内レシピ広報誌女性部
JA岡山西について個人情報保護方針情報セキュリティ基本方針金融商品の勧誘方針お問い合わせサイトマップ関連リンク

Copyright (C) 2017 JA-Okayama-Nishi,Allrights Reserved.