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2011.09.15 更新

園芸タマネギの播種と育苗について

 

タマネギの播種適期は、早生品種で9月中旬、中・晩生品種で9月下旬です。

適期より早播きすると、とう立ちしやすくなるので注意しましょう。

1.苗床の準備

苗床は灌水ができ、日当たりや排水良好な圃場を選び、本圃1a 当たり6㎡準備します。播種の約2週間前に完熟堆肥、苦土石灰等の土作り肥料を施用して十分耕起しておきます。播種の数日前にヨーロッパ化成s604等の窒素、リン酸、カリの三要素成分を含み、リン酸が高めの肥料を施用し、再び耕起、十分砕土して短冊型の苗床を作ります。

苗  床

タネまきの簡単な目安

2.播種

種子は、裸種子の場合、本圃1a当たり40ml準備します。播種を容易にするために種子をコーティングして粒径を大きくしたものや、水溶性フィルムに1cm 間隔に種子を封入しテープ状にしたシードテープも入手できます。シードテープは、播種溝を切り、テープを溝に埋め込むだけなので播種作業時間が短縮できます。

播種前に苗床の上を軽く耕し、砕土しますが、ネキリムシ類、タマネギバエ、コオロギ等の害虫の発生が予想されればダイアジノン粒剤5を苗床1㎡当たり3~5g 散布して表土3cm位の土壌と十分混和します。播種直前に8~9cm間隔に深さ6~8mmの細溝を切り、約1cm間隔に条播きして種子が隠れる程度に軽く覆土します。覆土には、出芽を揃えるため、やや細かい土が適するので、苗床の土で粗すぎれば、市販の播種用培土や砂を用いましょう。覆土後、乾燥と種子の露出を防ぐため、切りわら、または籾殻くん炭を薄く散布するか、あるいは不織布等で畝上を被覆します。

播種、覆土後は目の細かいじょうろを用いて十分灌水します。特にシードテープの場合は灌水を入念にしないと出芽が劣ります。

3.播種後の管理

播種後、苗床が乾燥すると出芽が著しく悪くなるので、夕方か、早朝の涼しい時刻に十分灌水します。播種後、7日目頃から出芽するので出芽が揃ったら不織布を除去して1cm間隔になるよう密生部を間引きします。

本葉2枚に生育したら条間に追肥をして根を切らないよう軽く中耕・土寄せをして倒伏を防ぎます。生育中に苗床が乾燥するようであれば適宜灌水します。

出芽後、苗立枯れ病が発生した場合はオーソサイド水和剤600倍液を散布しましょう。また、育苗後半にはべと病予防にランマンフロアブル2000倍液を散布します。

苗床施肥例(g/㎡)

肥料名 基肥 追肥 窒素 リン酸 カリ
完熟堆肥* 3000
苦土石灰 100~150
ヨーロッパ化成S604** 50 50 16 10 14

*良質堆肥が入手できない場合はハイフミン、またはハイフミンデルマ1000g/㎡を施用すると良い

**ヨーロッパ化成S604の替わりに燐硝安加里S604、硝加燐安S503、尿素硫加燐安48、尿素入り硫加燐安525等の速効性で三要素成分を含みリン酸成分の比較的高い肥料を施用しても良い

営農部  川合 貴雄
広報誌「なごみ」2011年9月号掲載


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