JA岡山西

好奇心がエネルギーあなたと私のJA岡山西




営農事業

営農情報

2011.01.15 更新

菜園春まき初夏どりキャベツの栽培

 

1.春まき初夏どり栽培のポイント

  • 低温期に苗を作るので、苗が凍害を受けたり早期に花芽が分化しないよう、最低温度10℃、最高温度25℃を目安に育苗管理しましょう。
  • 定植後生育前半はキャベツの生育適温で比較的栽培しやすいが、生育後半は高温期になるため、高温結球性に優れ、裂球が遅く、腐敗しにくい品種を選びましょう。また高温期には、萎黄病が発生しやすいので、必ず萎黄病抵抗性品種(YR)を選びましょう。
  • 高温多湿期が肥大結球期と重なるため元肥主体で初期生育を促進し、結球期から肥効が少しずつ落ちてくるよう、速効性肥料で早めの追肥を行いましょう。

2.作型と品種(図1)

表1 作型と品種

3.は種と育苗

  • 日当たり、通風良好で、潅水に便利なハウス内温床育苗する。育苗は15~20℃で温度管理しセル成型育苗(図2)で25~30日、地床育苗(図3)で35~40日程度の育苗日数が必要。
図2セルトレー育苗 図3地床育苗

4.定植準備

  • 定植2週間前に別表施肥例(図4)により基肥を施用して十分混和し、2条植えで幅1.2~1.3m、1条植えで60cmの畝を作っておく。
  • 収穫期が梅雨期にあたるこの作型では、圃場が過湿条件になり、根傷みを起こしやすく、球肥大不足や、球腐敗、黒腐病などの病気の発生につながります。排水の悪い圃場では、畝高10~15cmの畝をたて、明渠を確保し過湿を防ぎます。

表4   施肥例 1a/1lg

肥料名 総量 元肥 追肥
堆肥 200

200

苦土石灰 15 15
野菜いちばん 16 16 7.5
ヨーロッパ化成S604 3~5 3~5

5.定植

  • 定植適期は、セル成型苗で本葉3~4枚、地床苗では本葉5~6枚です。ビニールトンネルなどで保温育苗した苗は、定植5~7日前から少しずつ外気に慣らしてから、風のない晴天の日を選んで定植します。株間は早生種で30~35cm、中生種で35~40cmとする。
  • 定植が低温期である春まき栽培では、定植後の寒波による凍害で、生育不良から不揃いに成りやすい。
  • 露地定植できる時期は、その地方のソメイヨシノ(桜)が開花するころです。それ以前の定植では、穴あきフィルム、不織布など通気性のある保温資材を用いて、被覆を行う必要があります。

6.肥培管理

  • 生育初期が低温下で収穫期が高温となる春まき栽培では、元肥2/3、追肥も早め、速効性肥料を中心で初期生育を促進し、収穫期に肥効を落ち着かせる肥培管理が基本です。
  • 特に収穫期に肥効が残ると、石灰欠乏症や球腐敗、裂球の原因となるので注意しましょう。

営農部  高見 俊一
広報誌「なごみ」2011年1月号掲載


このページのトップへ

 

HOMEトピックスお知らせ・新着情報イベント・相談会地域の話題事業案内特産品直売所店舗案内レシピ広報誌女性部
JA岡山西について個人情報保護方針情報セキュリティ基本方針金融商品の勧誘方針お問い合わせサイトマップ関連リンク

Copyright (C) 2017 JA-Okayama-Nishi,Allrights Reserved.