JA岡山西

好奇心がエネルギーあなたと私のJA岡山西




営農事業

営農情報

2010.07.15 更新

園芸葉菜類の高温時育苗

 

キャベツ、はくさい等の葉菜類の育苗は、7月から8月にかけて行います。高温・強光条件化であるため、苗の均一化・安定生産という観点から、セルトレイ育苗が望ましいのでこの方法について紹介します。

1.セルトレイ

高温期に使用するセルトレイは黒より地温の上昇や葉焼けがしにくい白色トレイが良いといわれています。
キャベツ、ブロッコリー、はくさ い・・・72穴又は128穴
レタス・・・128穴又は200穴

2.培土

肥料の入った播種用の培土を使用します。

なお、培土の中には、使用する際に水を加えるタイプがあるので注意が必要です。

3.播種から発芽

セルトレイに培土をしっかり詰め、播種前に十分潅水を行い(潅水の目安としては、トレイの下から水が少し落ちる程度が理想です。)真ん中に割り箸などで深さ8mm程度の穴を作り、1穴に1~2粒播種します。

播種後は、種子の2~3倍の厚さになるように培土等で覆土し、軽く潅水した後、ぬれた新聞紙で覆いをし、発芽までは表面が乾かない程度に適湿に保ちます。

なお、トレイは地面から30cm程度の高さの台の上に置き、軒下など涼しい場所におきます。(図1)

図1:セルの底穴に空気をさらすとセル内で根が巻くようになる。

表   作物別発芽適温・日数

作物 発芽適温 発芽日数
キャベツ 15~30℃ 2~3日
ブロッコリー 20~25℃ 2~3日
はくさい 20~25℃ 2~3日
レタス 15~20℃ 2~3日

※発芽日数はあくまでも目安であり、温度条件により前後する可能性があります。

 
図2

発芽後は、日の当たるところに出し寒冷紗等で日覆いをします。(図2)

※セルトレイの底が直接地面に触れないようにする。

 

4.潅水

高温時の潅水の基本は、朝、涼しい内にムラのないようにたっぷり行い、夕方には表面が乾くようにします。曇天、雨の日にはできるだけ水をやらないようにし、乾いた部分のみに潅水します。

1.発芽後(播種直後~5日目)

発芽後から本葉が展開するまでは一番徒長しやすい時期(胚軸が伸びる時期)なので、潅水には特に注意をします。

2.本葉1~2枚(6日目~15日目)

潅水ムラによる生育のばらつきが起こりやすい時期です。生育の遅い部分には多めに潅水をし、生育をそろえます。

3.本葉3枚以降(15日目~25日目)

生育が旺盛になり葉も大きくなる事から、水のとおりが悪くなります。また、根も増加して蒸散量が増えるので、たっぷり潅水します。

本葉3.5枚から4.5枚頃が定植適期となります。

定植当日あるいは前日に液肥を与えると、スムーズに活着します。

※徒長を抑えるポイント
  • 夕方以降は水を残さない!
  • 風通しを十分に!
  • トレイ下部に空間を!
  • 光がよく当たる場所!

5.病害虫防除

本葉が展開する頃から、ハマダラノメイガ(シンクイムシ)、コナガなどの幼虫が発生するのでこまめに観察し、発生を認めたら早く防除をします。

営農部  橋本 忠幸
広報誌「なごみ」2010年7月号掲載


このページのトップへ

 

HOMEトピックスお知らせ・新着情報イベント・相談会地域の話題事業案内特産品直売所店舗案内レシピ広報誌女性部
JA岡山西について個人情報保護方針情報セキュリティ基本方針金融商品の勧誘方針お問い合わせサイトマップ関連リンク

Copyright (C) 2017 JA-Okayama-Nishi,Allrights Reserved.