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2010.02.15 更新

菜園春ばれいしょの栽培のポイント

 

ばれいしょは、栄養価が高く、色々な料理にも利用できるため、よく食べられる野菜のひとつです。岡山県など西南暖地では、春と秋の2回栽培できますが、春の方が作りやすい作物です。

1.品種と植付け時期

ばれいしょには、非常に多くの品種がありますが、当地域の春に作付け代表的な品種としては、「男爵薯」「メークイン」ですが、このほかには「キタアカリ」「デジマ」、表皮が紅桃色(赤芋)の「アンデス赤」などがよく栽培されています。

植付け時期は、2月下旬から3月中旬です。

2.ほ場の準備

連作を嫌うので、3年以上ナス科作物を栽培していない、日当り、排水の良い場所を選びます。植付け2週間前までには完熟堆肥を10m2当たり20kg、化成肥料1kgを施し、よく耕運して畦幅60~70cmの畦をたてておきます。

なお、石灰質肥料は、よほど酸性である場合以外は、前作の時に施用し、植付前には施さない方がよいです。


3.種いもの準備、切断

図-1種いもの切断の仕方 各々35〜50gになるように切る

種いもはウイルス病による生育不良を避けるため、植物防疫検査合格の種いもを10m2当たり2~2.5kg用意します。

植付け2~3日前に一切れ35~50g程度になるよう縦に切断し、日陰で陰干し、切断部分をよく乾かしておきます。【図1】


4.植付け

畦に深さ10cm程度の溝を掘り、株間25cmで、いもの切り口を下にして置き、覆土をします。マルチ栽培を行う場合には、やや深めに植付け、ポリマルチで被ふくし、植付け一ヶ月頃に芽がマルチを押し上げて出したら、マルチを破り、芽を出しますが、晩霜のおそれがある場合には遅らせます。

5.芽かき

図-2芽かき たくさん芽が伸びてくるので勢いのよいものを2~3本残してほかは取り除く。種イモを引き上げないよう根元をおさえ、斜めの方向にかき取るとよい

地上部に芽が出てきて、草丈が8~10cmの頃、一株あたり強い芽を2~3本残し、残りの芽を種いもを掘り上げないように丁寧にかき取ります。そして、株元に軽く土寄せを行います。【図2】


6.追肥と土寄せ

図-3 土寄せの仕方

草丈が15cm位になった時、10m2あたり速効性の化成肥料を300~400g施し、軽く中耕したあと、10cm程度の厚さに土寄せを行います。2週間後にもう一度畦の上と溝の間の深さが20~25cmになるように土寄せを行います。この土寄せが少ないと収穫期にいもが土の表面にのぞき、これに日光があたるといもが緑色になりますので、注意してください。【図3】


7.病害虫

主要な病気としては、いもの表面にかさぶた上の斑点ができる「そうか病」があります。この病気は弱酸性からアルカリ性土壌で発生しやすくなります。また、連作を行うと多くなります。次に、開花期以降雨が多く降り、軟弱徒長ぎみに生育している場合には、葉や茎に湿った黒褐色の斑点が出る「疫病」が発生しやすくなりますので、開花期前後からジマンダイセン水和剤やダコニール1000などで定期的に防除してください。

害虫としてはアブラムシやテントウムシダマシの被害を受けることがあります。特にアブラムシはウイルス病を伝搬しますので、植付け時にダイシストン粒剤やオルトラン粒剤を10m2あたり40g施用してください。

8.収穫・貯蔵

茎葉が黄化しだして、緑色の葉が2~3割残っている頃から収穫を始めます。

収穫する日は、3~4日間晴天が続き、土が良く乾いている時に、いもを傷つけないように丁寧に掘り、その場で2~3時間表面を乾かしてから取り込み、日陰の風通しの良い場所に集めて、一週間程度よく乾かします。

長期間保存する場合には、土をよくふるい傷のついたもの等は除き、コンテナ等に入れ、緑化やジャガイモガの被害を防ぐため、寒冷紗などで被覆し、冷暗所で保存します。

営農部  橋本 忠幸
広報誌「なごみ」2010年2月号掲載


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