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2009.11.13 更新

果樹次年度に向けてのモモの生産対策

 

ここ数年モモの生産においては、天候に大きく左右されています。今年の場合には、晴天で干ばつが続いたり、曇雨天が続いたりと、目まぐるしく品質に影響が出た年でした。現在は、次年度に向けて生産の作戦を練っていると思いますが、11月は先月に続いて、次年度に向けての大切な施肥、土壌改良、潅水・排水対策等の管理を手抜かりの無いようにお願いします。

JA岡山西の品種数があまりにも多いので、選果場の運営効率を考えると、ある程度品種を絞って行く必要があります。それぞれの出荷組合・部会において、できればメイン品種3、補助品種3ぐらいで、5~6品種を生産すれば、選果場の運営効率が大きく改善できますので検討して下さい。

経済樹齢の若返り

老齢樹や不良系統樹は、いくら努力しても品質向上が計れない場合がありますので、計画的に改植の必要があります。

JA管内では、収穫後早めに伐採を始められている園地を所々で見ますが、今年は主力品種の『清水白桃』の成熟期の天候状態が最悪であった為に、品質低下を招いて見切りが早くなった様に思いますが、新植・改植品種の選考は出荷組合・部会の方針に沿って進めて下さい。

受光条件を最大に

モモの品質は、その年の天候に大きく左右され、着果部分への日当たりが味に影響します。特に、収穫直前から日照不足になると食味の向上は望めません。

今年の天候状態では、密植状態や枝が込み合った樹では、更に少日照となり、日照不足が続き食味の低下に拍車をかけています。

栽培改善を実施する上で、密植園では、収穫後早めに葉のあるうちに、縮伐・間伐を行えば樹冠全体への日当たりが良くなる状態が把握できます。

また、下旬から整枝・剪定の時期を迎えます。植栽間隔にもよりますが、今年は基本に忠実に改造しましょう。

強剪定は望ましい事ではありませんが、樹の骨格や、側枝と結果枝の配置を、もう一度見直して最大限に日当たりが良くなるように整理してみましょう。

図1:3本主枝の骨格 図2:2本主枝の骨格

営農部  河田 義一
広報誌「なごみ」2009年11月号掲載


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