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2009.10.15 更新

果樹果樹苗木の植え付け

 

果樹にはそれぞれ樹種本来の基本樹幹面積(樹の大きさ)があります。家庭果樹の場合、限られた畑へついたくさんの苗木を植えてしまいがちですが、将来成木になった時の姿を想像しながら、適切な植栽間隔で定植をしましょう。

植え付けの時期

落葉果樹の植え付けは11月中旬~12月中旬の秋植えと、生育開始前(3月中~下旬)の春植えに分けられます。温暖で冬凍結の恐れの無い地域では、秋植えをしたほうが春の生育スタートが早く有利ですが、冬期の冷え込み・乾燥が厳しい地域では、春まで苗木を仮植えし凍害の心配の無い春植えをしましょう。常緑樹は3月の春植えまたは梅雨時の定植をします。

仮植えの方法【図−1】

図1 仮植えの方法

過乾燥や過湿の恐れなく、また土壌病害の心配のない場所を選び、片側に土を上げながら溝を掘ります。

溝に苗木を置き、接木部が20cm程度埋まるように覆土し、根と土が密着するよう軽く鎮圧します。

 

植え穴の準備

直径2m程度、深さ30cm程度の植え穴をほり、植え付けの1ヶ月前までに苦土石灰、ようりん、完熟堆肥等と土を混和し、よくなじませておきます。前作の肥料分が残っている場合もあるので土壌調査を行うなどして、ほ場条件により資材の施用量は調整してください。

苗木の準備

根についた余分な土は洗い流し、根の傷んだ部分をハサミで健全部まで切り返すことで、新根の発根がよくなります。根が乾燥しないようにしっかりと吸水させておきましょう。

定植の方法【図−2】

図2 定植の方法

後になって沈み込まないよう植え穴の中央に土を盛り、その上に根を四方に広げた苗木をおき、土をかぶせ軽く鎮圧します。必ず接木部分が地表に出るよう浅植えにしましょう。倒れないよう支柱を立て、十分に潅水し乾燥防止の敷き藁をします。

 

苗木の切返し

基本的には切返したすぐ下の付近の芽から勢いの良い新芽が発生し、主枝候補枝となるので苗木の切返し位置は将来の主幹の長さと関係します。モモ・カキ・ナシ等はおおむね地際から50cm前後のはっきりした芽のある上の位置できりかえします。ブドウ(ピオーネ等)の場合は3~5節で切返します。

植え付け後の管理と注意点

苗木、若木は特に乾燥に弱く、乾燥し過ぎると成長に著しい悪影響を与えます。適切な水分管理を行い、成長具合をみながら、適宜追肥等も行いましょう。秋植えの場合、防寒対策も必要ですし、山際のほ地ではコウモリガやスカシバ類等の樹幹害虫にも十分注意しましょう。成長に伴って、支柱に結びつけた紐が苗木に食い込まないようにしましょう。

営農部  蔵本 郁美
広報誌「なごみ」2009年10月号掲載


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