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2009.08.13 更新

菜園ハクサイの播種と育苗

 

1.品種と播種期

夏秋まき栽培では極端に早まきするとえそモザイク病や軟腐病に罹病するので極端な早まきは避けます。特に中生品種は早生品種よりも耐暑性が弱く、ウイルスや軟腐病菌に侵されやすいので早まきする場合は耐暑性の強い早生品種を用います。

逆に遅まきに過ぎると十分結球しない内に低温の影響を受けて結球不良になるし、やがて凍害を受けるので注意しましょう。

2.育苗(セル成型トレイ育苗)

1.場所

適度に日当たりが良く、しかもできるだけ涼しく、雨除けできるハウスで行います。

雨除けハウスがない場合は、白色寒冷しゃのトンネル被覆下で育苗します。この場合、まとまった雨がある時は培土の肥料が流亡したり、培土が過湿になったりするので光線が十分入り、雨除けできる場所へ一時的に移動させます。

2.培土

培土には保水性、排水性等についてそれぞれ長所、短所があるので培土の特性を十分知ったうえで使用します。

市販の播種専用培土(例えば、与作N150)には肥料を添加してあるので購入したらできるだけ早く使用します。

直ちに使用しない場合は培土内肥料の分解が進んで生育障害を起こすことがあるのでできるだけ涼しい場所へ保管します。

3.播種

セルの大きさにより育苗日数が異なります。セル数が100~140のトレイでは22日位、200のトレイでは18日位の育苗日数が適当です。

育苗日数が長くなると苗はセルから抜き取りやすいものの、初期生育が遅れ、縁腐れ症(あん入り)の原因にもなります。

トレイに培土を十分詰めた後、たっぷり灌水します(トレイの各セルの底から水滴が2~3滴落ちる程度)。播種覆土後、軽く灌水してトレイの上を新聞紙等で覆い、その上から新聞紙が濡れる程度に再び軽く灌水します。

出芽まで、トレイは直射光線が当たらない、できるだけ涼しい場所へ置きます。出芽を始めたらトレイを直ちに所定の明るい育苗場所へ移します。トレイを出芽後も光の少ない場所へ置くと苗が徒長します。

子苗のとり方
4.出芽後の管理
図-2 育苗におけるセルトレイの設置と寒冷しゃ被覆

出芽後は、白色寒冷しゃまたは通気性の優れる防虫ネットをトンネル被覆して害虫と高温を回避します。トンネルは隙間のないよう密閉して害虫の侵入を防ぎます。

出芽後から本葉2枚時頃までは吸水量が少ないので、培土が白く乾くまで灌水は控え、多湿にならないよう留意します。

セルトレイの底穴から根が出るようになったら地表面とトレイの間に空間を作ってトレイ外に根を出さないようにします。

育苗後半には肥料切れして葉色が薄くなりやすいので液肥の500~300倍液を施用します。定植4~5日前から灌水を控えてがっちり苗に仕上げます。

営農部  川合 貴雄
広報誌「なごみ」2009年8月号掲載


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