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営農情報

2009.03.15 更新

果樹春先の果樹の栽培管理

 

モモ

1.人工受粉

収人工受粉が必要な樹は、(1)花粉のない品種・(2)鳥害の多い地域などです。花粉のある品種と花粉のない品種は【表−1】のとおりです。

表-1   花粉のある品種とない品種

花粉の有無品種
(推奨品種、補助品種、有望品種など)
八幡白鳳・白鳳・清水白桃・日川白鳳・紅清水・ゴールデンピーチ・加納岩白桃・白麗・末木白桃・まさひめ
(その他品種)
さおとめ・ちよひめ・武井白鳳・千白・都白鳳・あかつき・よしひめ・大久保・長沢白鳳・ゆうぞら・瀬戸内白桃・富田白桃・初秋白桃
(推奨品種、補助品種、有望品種など)
大和白桃・白桃・浅間白桃・川中島白桃
(その他品種)
あきぞら・西尾ゴールド・陽山白桃・砂子早生・おかやま夢白桃

(岡山県果樹栽培指針)

図-1 花粉採取の適期時期の目安

人工受粉用の花を取る時期は【図−1】のとおりで、花が開きかける前に取り、ふるいに掛け葯を取ります。

開葯した後ボンテンで受粉します。

 
2.予備摘果

満開から20日を過ぎると結実が確認できるようになります。この時期は細胞が盛んに分裂している時期ですので、結実が確認され次第早めに実施しましょう。

予備摘果は最終着果量の2倍程度にします。生理落果の多い白麗・瀬内白桃・清水白桃などでは少し多めに残しましょう。

また、樹勢の強い樹や、強せん定した樹では少し多めに残しましょう。反対に樹勢の弱くなった老木は、多めに摘果しましょう。

摘果する果実は、病害虫の被害果・奇形果・上向き果・結果枝の基部果などです。

ピオーネ

図-2 発芽~展葉期の樹勢診断

発芽期の状態で樹勢が判断できます。【図−2】を参照し、(1)の強勢な芽が多い場合は芽かきを遅らせるとともに、樹冠の拡大をはかり、樹勢の調節に努めましょう。

(3)の弱勢な芽が多い場合は、早めに不要な芽をかぎ取り貯蔵養分の浪費を防ぎましょう。また、余分の果穂を摘除し勢いをつけましょう。

 

病害虫防除

1.モモ

縮葉病には、石灰硫黄合剤20倍液が効果が高いので、3月上旬~下旬(2009年の気候)の無風の日を選んで、十分量を小枝の先までかかるように丁寧に散布しましょう。また、せん孔細菌病に効果の高いカスミンボルドーも開花前に散布しましょう。

コスカシバには、ラビキラト乳剤200倍液か、トラサイドA乳剤200~300倍液を発芽前に散布します。

2.ブドウ
晩腐病

4月上旬に、ベンレートT水和剤20の200倍液と石灰硫黄合剤7倍液を散布します。本剤はダニ類やカイガラムシ類にも効果があります。粗皮剥を行ってから散布しましょう。

遅霜対策
  1. モモ・ナシの結実管理
    晩霜害が心配される場合は、摘蕾・摘果は控えめにしましょう。
  2. ブドウの霜害
    発芽が早いと被害を受ける危険性が高まるので、トンネルや無加温栽培のビニール被覆を遅らせましょう。

営農部  梶谷 和弘
広報誌「なごみ」2009年3月号掲載


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