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2009.02.23 更新

水稲20年産水稲反省と次年度への対応

 

1.20年産水稲作柄状況

収穫量

昨年の稲作期間中は、全国的に天候に恵まれ作柄は良好でした。作況指数は、全国102(543・やや良)、岡山県105(552・やや良)となり、一昨年より全国で3.0%、岡山県8.0%の増収となりました。

品質
  • 一等比率が平均より高くなりました。(朝日・ヒノヒカリ・吉備の華)
  • 本年は前年より主な品種で一等比率が高くなりました。

2.豊作であった要因

  • 田植え後の分けつ期(6~7月)に気温が高く、しかも降水量が少なく、日照量(7月)が多かったことにより、一株当たりの分けつ数が多かったためと思われます。
  • 病害虫の発生、被害の減少
  1. 病気
    • いもち病…一昨年は多発しましたが、昨年は穂首・枝梗いもちが一部に見受けられたものの被害は少なかったです。
    • 紋枯病…前年程ではなく上位葉への被害は少なかったようです。
    • その他…もみ枯れ細菌病が各地で見受けられました。
  2. 害虫

    発生量は前年程ではありませんでしたが、カメムシは「注意報」が発令される程多く見られました。早生種は被害が多く、品質が悪くなりました。

  • 気象災害の減少
  1. 台風による被害が少なくてすみました。昨年の発生数(10月現在)18個(平年23.1個)で直接大きな被害をもたらすものが来なかったためです。
  2. 高温障害となる35℃以上の気温が後半には少なくなりました。猛暑日は(35℃以上)7日間あり(7月に6日間、8月に1日間)、最高気温は36.1℃(7月26日)となりました。
  3. 9月の最低気温もあまり高くなく、籾が充実していました。昨年20.6℃(一昨年22.8℃、平年19.5℃)

3.21年産水稲作への対応

前年を反省し、良かった事・悪かった事をチェックし、次年度に生かしましょう。

近年、消費者の食に対する関心が高まっているので、「安全」・「安心」と「おいしい米」づくりに努めましょう。

稲の秋落ち防止対策
  1. 深耕による作土層の改善
    下層の微量窒素を15㎝以上深耕して作土層へ戻し「土の若返り」を実施しましょう。
  2. 含鉄資材フェシカ(鉄入りケイカル)を10a当たり、100~200㎏施用しましょう。
田植え直前に施用する箱施用剤(病害虫剤)と除草剤(1㎏粒剤)の誤用散布防止

今までは、箱施用剤を田植え直前に散布していましたが、今後は田植え前日の午後に自分で確認して散布しましょう。(箱施用剤使用基準を確認して下さい)

除草剤の効果的な使用
  1. 除草剤の効果がなかった人の大半は、散布後の水田水管理が悪いようです。散布後2~3週間は水を切らさないようにしましょう。
  2. 雑草の種類によって除草剤を使い分けましょう。
    • 草の多い田には、初期剤+中後期剤を散布しましょう。
    • 後期雑草の多い田には、中後期剤を散布しましょう。
病害虫防除

栽培暦を参考に、登録基準に沿って適正散布をしましょう。

肥料高騰による低コスト対策
  1. 基肥に有機質肥料(堆肥鶏ふん)使用により化成肥料を減量しましょう。
  2. れんげ栽培により施肥量を減量しましょう。
  3. 田植え時の側条施肥により、施肥量を10~20%減量しましょう。
  4. 低価格肥料をうまく取り入れた栽培を実施しましょう。

営農部  徳田 武昭
広報誌「なごみ」2009年2月号掲載


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