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2008.09.12 更新

果樹収穫後の果樹管理

 

今年の夏は、猛暑・乾燥続きで、果樹の生活作用の適温をはるかに越えた高温と担果の影響も加わって、樹は弱っています。

9~10月は、根の活動が盛んとなり、葉の働きも高まり、栄養を貯える好期に当たるので、適期に管理を進めましょう。

モモ

施肥

収穫を終えたら速効性の肥料を主体とした礼肥を施用しましょう。土壌が乾燥している場合は、降雨の前後に行い、かん水の出来る園は、かん水を行って肥効の促進をはかります。

元肥は、10月中に施用し、遅効きしないように仕向けましょう。

表  中晩生品種(白鳳、清水白桃、白麗、川中島白桃、黄金桃ほか)

(10アール当り)

区分 施肥時期 施用チッソ成分量 備考
礼肥

元肥料
8月下旬~9月中旬 2~4kg 葉色の淡い樹は早く多めに施用
10月 2~4kg 徒長、遅伸び樹は減量

※リン酸・カリは土の状態で調節する。カリ・石灰の過多は避ける。

樹の若返り

衰弱して経済樹齢が過ぎた樹は、改植によって樹の若返りをはかりましょう。密植の園は、収穫後早めに縮伐・間伐を行い、残す樹への日当たりをよくし、作業性が高まる状態にしましょう。

また、計画的に部分深耕を進め、改良資材を補給して、根の若返りをはかりましょう。

病害対策

せん孔細菌病の発生が懸念される園では、9月下旬と10月上旬の2回、ICボルドー412の30~50倍液を散布すると予防効果があがります。

ブドウ(ピオーネ他)

施肥

トンネル・ハウス栽培の礼肥・元肥は、9月中に10a当たりチッソ成分量6kg程度を数回に分けて施用しましょう。リン酸・カリは、土の状態によって加減し、カリ過多にならないようにしましょう。

土壌改良

部分深耕は、10月中に条溝・放射状・タコツボ状などの方法で行い、1m2当たり完熟堆肥40~60kg・ようりん2kg・苦土石灰1~2kgを土と混和しながら補給し埋め戻します。特に深耕部分が乾燥しないように留意しましょう。

温室ブドウ

施肥

収穫後、葉色が劣り、樹勢が弱いと見える樹は10a当たりチッソ成分量1~2kgの速効性肥料を施用しましょう。

枝の手入れ

収穫後、再伸長する枝を放任すると結果母枝の充実が悪く、花芽の分化・発達が劣るので、強勢に伸びる枝は誘引・摘心・摘除などによって、強く遅伸びする枝をおさえましょう。

病害虫防除
白紋羽病

9~10月の新根の活動が盛んな時期が防除適期です。すでに羅病している樹は、フロンサイドSCの500倍液を1樹当たり50~100Lを土壌潅注します。紋羽病の発生が懸念される樹は、フロンサイドSC1000倍液を、1樹当たり100~200L土壌潅注します。

いずれの場合も使用時期は、収穫21日前までで潅注は年1回の使用です。

トビイロトラガ

8月~9月下旬に2回目の幼虫が発生して、葉を食害し、成熟すると粗皮下などでサナギになって越冬します。多発して被害を受ける場合は薬剤で防除しましょう。

ダニ類

収穫後は、天敵を保護するねらいからできるだけ薬剤による防除を控えましょう。

ナシ

施肥

早生・中生の品種は、収穫を終えしだい礼肥を施用します。「愛宕」などの晩生品種は、収穫直前にいずれも10a当たり速効性チッソ肥料を成分量で2kg程度を施用します。

ダニ類の対策

高温、乾燥続きでダニ類が多発生しているので、適期に薬剤防除を行いましょう。

農薬の使用基準を厳守し、同一系統の薬剤を連用しないよう留意しましょう。

営農部  桑田 健吾
広報誌「なごみ」2008年9月号掲載


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