JA岡山西

好奇心がエネルギーあなたと私のJA岡山西




営農事業

営農情報

2009.08.22 更新

水稲水稲出穂後の管理について

 

本年は梅雨期の降水量が少なく、7月上旬より好天に恵まれました。

水稲前半の生育は比較的順調ではないかと考えます。水稲後半の管理が収量・品質に大きな影響をもたらします。

今後の天候状況を十分把握して、適切な管理を実施することが大切です。

出穂後の水管理

登熟期

出穂前後は、最も水を必要とする時期で、やや深水管理とします。

以降は、気温・水温とも高く根腐れを起こしやすいので「間断潅水」「掛け流し」などにより、土中へ酸素の供給や水温の低下を図ることが大切です。

それを怠ると下葉の枯上りが多くなります。

落水期

通常では出穂後30~35日後が落水期とされています。登熟歩合、千粒重のことを考えると35~40日後までが好ましいと言われています。

天候や土質・ほ場の乾湿状態により異なりますが、秋落田・やせ地・漏水田では遅くし、湿田・肥沃地ではやや早目とします。出来れば収穫の10~14日前頃まで足形水、足が湿る程度の水分を保持しましょう。

病害虫防除

昨年、コブノメイガ・秋ウンカが異常発生し、穂首いもち・枝梗いもち病も多発しました。

出穂前後の被害が収量、品質を大きく左右しますので必ず防除を実施しましょう。

1.基幹防除
出穂直前

いもち病・紋枯病・もみ枯細菌病・ウンカ・フタオビコヤガ・メイチュウ等を対象とします。

散布薬剤は、ホクセット粉剤DLかハスラーS粉剤DLを3~4kg/10a散布しましょう。

作業の都合や住宅隣接地等で粉剤が散布出来ない場合は「イモチエーススタークル粒剤」を3kg/10a散布しましょう。

散布に当って、効果や残留農薬の関係で出穂の5~10日前が適期です。

出穂後(穂首出揃期)

穂いもち病・穂枯れ・ウンカ・カメムシ等を対象に散布します。

散布薬剤は、ブラシンジョーカー粉剤DLを4kg/10a散布しましょう。

2.随時防除

基幹防除を実施したが、その後病害虫が多発した時は早期発見による防除が大切です。

いもち病

カスラブサイド粉剤DLかブラシン粉剤DL等を散布しましょう。

紋枯病

バリダシン粉剤DL・モンカット粉剤DLを散布しましょう。

ウンカ

トレボン粉剤DLを早目に散布しましょう。

台風対策

近年、台風による被害は少なかったが、油断せず被害を最小限にしたいものです。

1.事前管理

深水管理により株元がゆれるのを防ぎましょう。

2.通過後の管理

数日間は湛水状態とし、乾燥害を防ぎましょう。倒状した場合はすばやく起し、穂発芽を防ぎましょう。

3.白葉枯病対策

常習発生地は、事前にオリゼメート粒剤又はオリブライト1キロ粒剤等を散布し、被害発生を抑えましょう。

営農部  徳田 武昭
広報誌「なごみ」2008年8月号掲載


このページのトップへ

 

HOMEトピックスお知らせ・新着情報イベント・相談会地域の話題事業案内特産品直売所店舗案内レシピ広報誌女性部
JA岡山西について個人情報保護方針情報セキュリティ基本方針金融商品の勧誘方針お問い合わせサイトマップ関連リンク

Copyright (C) 2017 JA-Okayama-Nishi,Allrights Reserved.