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2009.04.07 更新

園芸直売所向けケイトウの切り花栽培

 

ケイトウは暑さに非常に強く、水揚げ、花持ちがよいので、お盆には需要が多くなります。露地や雨よけ施設で栽培でき、栽培は比較的容易ですので、直売所向けに栽培してみましょう。

作型

作型

品種

品種は、花冠がトサカ状か玉状になる「トサカケイトウ」、花穂が槍状で柔らかい「羽毛ケイトウ(フサケイトウ)」、アレンジなどに利用される「ノゲイトウ」があります。花色は紅、桃、黄、橙など多種、主流の久留米系紅系品種には、茎が赤い赤軸と緑色の青軸系があります。

系統品種名特性
トサカ系
(鶏頭咲き)
クリスタータ系
赤軸久留米系(久留米紅貴、麗炎など) 極早生、早生品種が多い。
青軸久留米系(久留米緋紅色、久留米有明、サカタプライド、ミヨシセレクトなど) 同上。盆出荷の定番品種。
フサ系
(羽毛、槍咲き)
プルモーサ系
八千代 濃紅色高性種(草丈約70cm)
久留米よりやや早咲き。
金峰 「八千代」に似た形状の黄金色品種。
ドリアンシリーズ
センチュリーシリーズ
アレンジメント用品種。秋咲きの晩生品種。花穂が極めて大きくボリュームがある。
ノゲイトウ系
(キャンドル咲き)
アルゲンテア系
シャロン、キャンドル フラミンゴ色。スプレー状に分枝、早生品種。
ピア 晩成、赤軸。ピンチ栽培向き。

畝づくり

日当たり、排水のよい土地を選び、連作地は避けます。完熟堆肥(肥料分のないもの)を1a当たり100~200kg程度施用します。直まきの場合の畝幅は90cm 、移植栽培の場合は畝幅120cmを標準とします。

施肥

肥料分が多いと切り花品質が劣るので、やせ地で栽培します。通常、基肥は不要です。pHは6.0~6.5程度の弱酸性を好みますので苦土石灰をおおむね1a当たり15kg程度散布します。

播種

種子は1a当たり約40ml(約40,000粒)程度必要です。種まきは基本的には直まきにします。播種時期は盆出荷をねらう場合、5月上旬が適期となります。

直まきの場合2条まきで、発芽後は株間10~12cm間隔に間引きを行います。移植栽培の場合、200穴程度のトレーに2~3粒まき、1本に間引いた後、本葉2~3枚の時期に定植します。畝幅と定植間隔(12cm角)にあわせた目合いのフラワーネットを地面に敷いて、定植の目安にすると便利です。

潅水

土を乾燥させると発芽が極端に悪くなるので、発芽までは十分土を湿らしておくこと、不織布や新聞紙をかけて光に当てないことが重要です。発芽後は地表面が乾き始めると潅水します。生育中は潅水量を控え、締まって細い茎に仕上げます。収穫時期には少々下葉が黄ばむ程度にします。黄ばみが激しい時には薄い液肥を与えます。

ネット張り

直まき栽培では、倒伏防止のために生育初期にフラワーネットを1~2段張るとよいでしょう。

病害虫防除

発芽後のヨトウムシ、立枯病や疫病に注意し、生育中はアザミウマ、アブラムシ、コナジラミ、ハダニ類などの害虫防除を行います。

収穫

花茎が柔らかいうちに切り花すると水揚げが悪くなります。花冠が完全に開いて、花茎が硬くなってから収穫します。

ワンポイントアドバイス

  • 通常ピンチ栽培は行いません。1本立ちが基本です。
  • 施肥と潅水を控え、密植気味に栽培するなどして、草丈が伸び、茎葉が茂りすぎないように心がけましょう。
  • カリ肥料が欠乏すると、茎割れが発生したり花冠が小さくなったりしますので注意しましょう。

営農部  土師 利和
広報誌「なごみ」2008年4月号掲載


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